いよいよ最終回「いつの日か」です。
気合を入れて見ました。

民放なら延長ありのスペシャルというところでしょう。
最後まで律儀に枠にはめたところが、このシリーズの欠点だったような気がします。
関前藩の陰謀により友と許婚を失った磐音がその真相を知り立ち向かう・・・そこまでだけを描くと決めていたならもっと深い話になったと思いました。

とはいえ、この回は決してつけたしではなく良い話でした。



今津屋内儀お艶が静養のため里帰りすることになります。
磐音とおこんが同行します。


旅立ちの朝に涙は駄目でしょう由蔵さん
お艶さまの「世話になりました」と過去形の挨拶も寂しいです。

緑の田の路を進む一行。川を渡る風・・美しい風景です。

そこに今津屋とわかって、金をせびりにくる浪人たち。
磐音はすぐに倒します。

具合の悪くなったお艶を診た医者は、胃の腑にしこりが見られると告げます。
お艶も以前から知っていたはずとの言葉に驚きます。
不治の病と知った吉右衛門の慟哭。
お艶の部屋まで聞こえぬように声を殺して自らの身体をうつ吉右衛門。
磐音もかける言葉を見つけられずに立ちすくむだけです。


吉右衛門とお艶夫婦は本当にいい
始めはいっけいさんは少しイメージが違うと思っていましたが
ここにきてずっと前から夫婦のようなほのぼのとしたふんいきが伝わってきました。
檀れいさんは時には童女のように愛らしい笑みをされますね。

おこんに問われて、内儀さまの病を告げる磐音。

  嘘だって言って、言ってください

おこんさんは泣きすぎですね。
どんなことにもきりりと立ち向かう・・・深川の女はたくましくあってほしい・・

  人には定めがある。
  その定めを受け入れて生きていかねばならないのです。

磐音は自分に言うようにおこんさんに語りかけます。



原作「雨降りの山」感想にも書きましたが大山不動堂までの距離は片道二時間。その道のりをおぶって行くと決めた磐音は下見に夜道を走ります。おこんさんが惚れ直す瞬間ですね。


一の鳥居までの道をかごを使って登ります。
路を開けてくれた旅人たちにありがとうございますと膝をつき頭を下げ続ける吉右衛門。
大名も頭を下げる天下の豪商今津屋主人の真摯な姿に磐音もおこんも心を打たれます。

私もここが一番泣けました。

滝に打たれ「大山大聖 不動明王 石尊大権現 お艶をお助けくださいませ。」と唱える吉右衛門。その姿とその声は磐音に負われたお艶の心に強く残ったと思います。

鈴の音だけが山道に響きます。実家赤木家を出て四時間、不動堂に着きます。
不動堂から見る相模湾にふりそそぐ光。綺麗でした。

内儀様と吉右衛門のため夜道を走り、滝に打たれる磐音
「大山大聖 不動明王 石尊大権現 お艶さまをお守りくださいませ」
その姿は天狗と噂されます。
(下帯1枚の後姿にどきどきしました。)
磐音は、不動堂よりより頂上に向かい雨降山(あふりやま)阿夫利神社で病気平癒を願います。突然現れた夜盗にも動じません。

この神社に現れた夜盗とか、帰り道で勝負を挑んできた浪人はなんだったのか?あまり説明もなく終わりましたね(笑)

磐音が足にマメを作ったおこんを背負うシーンを描きたくて無理に出したみたい(苦笑)

今回のタイトルを繰り返すナレーターの声で終わった最終回。
えっこれで終わり!?という終わり方・・・(寂笑)

まあ・・内儀さまの容体とかあれこれ尻切れとんぼの気がしますが
それは『続く』ということなのでしょうか?


江戸に戻ることになったおこんにお艶は言います。

  おこん・・思い続けるのです。思い続けたらいつか届きますよ
  いつか必ず・・・

山本磐音にもまた会えるといいですね。思い続けたら届くはず
いつか必ず・・・
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コメント 4

なつ  2007, 10. 13 (Sat) 16:11

きのこさん>
続編を期待させているわりには、ファンの望む気持ちがしぼむような最終回のテンションでした・・・
前回はすごくせつない二人をみせて盛り上がったのに。
これは好評だったのであえて続きをにおわせたのかとも思いましたが、撮影は早く済んでいると思われるのでさいしょからこういう話だったのでしょうね。

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きのこ  2007, 10. 13 (Sat) 10:14

なつさん、第10回の脚本には大納得&演技に大感動でしたが、この最終回はどうとらえたらいいのかちょっとわからないところがありましたね。とりあえず磐音様ビジュアル(セクシー&男らしい!)と続編を予感させるところが良かったかな・・・とは思うのですが。
>えっこれで終わり!?という終わり方・・・(寂笑)
>まあ・・内儀さまの容体とかあれこれ尻切れとんぼの気がしますが
>それは『続く』ということなのでしょうか?
私もそう思います。そしてここ2回ほど悩みや迷いを見せてくれた磐音様も完璧すぎて人間味が足りない感じがして・・・・これで終わったという感じがしません。それも続編への希望材料にとってしまうのが我々ファンですが、もしこれで終わりならちょっとアンマリ?
全体をもう一度見返したい気持ちになっています。

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なつ  2007, 10. 12 (Fri) 12:36

あさぎさん>
ああ、襲ってきた夜盗はドラマではそういう設定だったかも(笑)すみません原作では、渡し場でからんできた地元のやくざだったので。
雨の中の殺陣はすごかったですが、唐突でした(苦笑)

明るい未来・・もぜひみたいものですvv

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あさぎ  2007, 10. 12 (Fri) 12:00

あ!
夜盗と強盗団は、同一人物じゃなかったんですか?
てっきり、昼間今津屋を襲った強盗が、仲間連れて磐音を襲ったんだと思い込んでました。
TVだけ観てたら分らない事、有りますね~

ホントに、あっけない終わり方でしたね。
まあ、「新選組!」と違って、明るい未来が待ってるっていう終わり方だったようなので、良かったですが。

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