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「花芒ノ海」の巻で許婚奈緒が身売りしてしまったことを知る磐音は
「雪華ノ里」で奈緒を追いかけます。

この第4弾だけは読み返せなかったんです。
あまりにつらくて・・・・
このあともずっと二人の距離は遠くて、哀しいのですが
この巻は全編二人の過酷な運命と純粋な愛が描かれてます。

このふたりがきっといつか結ばれることを
読者は願わずにはいられません。








  
さて5巻は、参勤交代の費用が捻出できない備前関前藩の金策が中心です。

そちらも気になりますが、磐音には奈緒のことも気がかりです。
吉原丁子屋のお抱えとして、新年には吉原に乗り込むことに決まったからです。

今津屋吉右衛門から

  「金子の都合がつけば身請けなさる気は未だおありですか」

と聞かれても断ってしまう磐音!
どうしてそう頑固で、生真面目なのでしょうか?

どんなお金でも身請けして、共に苦労すればよいのに・・・・
磐音の答えは

  『生涯、妻を娶らぬこと』

だなんて・・・・・バカ・・・

おこんさんは

  「そんな男がたまらなく愛しいのよね」

とこそっとつぶやいてますが・・・


正月八日、白無垢の小袖、打ち掛けを着て、白塗りの畳み付き下駄を履いての花魁道中。名前を白鶴。そう国許の城の別名です。

その姿で磐音に輿入れするならどれほどよかったでしょうか・・・
うーんこの巻もせつないです。

そんな話の合間に竹村武左衛門が持ってきたのはひと晩三百文の仕事。
自分は一日二分の仕事をして、悪い方を磐音に押し付けるのですが
引き受けちゃうのです。
人がいいのもほどがあります・・・

参勤交代の経費二千五百両にうち藩にあった書画骨董は五百両ほど。
藩主夫婦の手回り品を入れても絶対無理。
せっかく宍戸文六を追放したのに、次の江戸家老は世間しらず・・
でも今津屋は貸してくれました。

担保は・・・もうわかりますね。

  「豊後関前という池におくより天に放って
   自在に活躍させたほうが藩のためにはよろしいでしょう」

と今津屋由蔵の言葉がこの巻のタイトルですね。


貧乏御家人の次男坊柳次郎さん。仲間には遠島になった人とか命を落としたものもいるとか。
地蔵の親分にも「伝馬町の牢に入らず育たれてよかった」と言われています。
それは掛取りの小僧に「女中もどきの声をだして居留守を使う」剛毅な母上のおかげですね(笑)
母子の会話はたくましくて微笑ましくて好きです。


このシリーズは長屋の住人と磐音との会話とか、さりげなく楽しいです。
恋物語がつらいぶん、こちらで癒されます
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コメント - 2

なつ  2007, 05. 28 (Mon) 19:40

Akiさん>

担保のこと私もわかってませんでした(笑)
あ!そう来たかって思いましたよv
藩のことではお金を出してもらっても自分のことは断るなんて・・じれったいというか「歯ぎしり」の連続です。

編集 | 返信 |  

Aki_1031  2007, 05. 28 (Mon) 00:13

なつさん、こんにちは!
今津屋さんが提示した担保…実は私、
最初全く分かりませんでした。。。(滝汗)
最後の最後で、あ!そう来たか、と(笑)。

奈緒ちゃんを奪い返すなら、
ここで奪い返せばよかったのにー!と
巻を重ねるごとに思わずにいられない5巻でしたね。

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