OSK日本歌劇団の若手公演というところでしょうか。


【プリメール王国の第一王子レオナード(悠浦あやと)はアルヴェリア王国の王女リゼット(舞美りら)に恋をする
しかし、彼女は司教クロード(楊琳)により感情を出せない人形化していた
レオナードは愛の力で彼女を救えるか?】


王子様とお姫さま、美しいドレス、恋路を邪魔する黒の悪役

とても歌劇団らしい華やかでわかりやすいお話です。
テンポよく話が進み時間が短く感じました。
本公演でのお芝居より脚本がいい(笑)
今回は役替わりの回もあり、レナードとクロード役を取り替えての公演も観ました。
昨秋の再演だそうでお互い練あげた役の交換はなかなか難しかったようです。

26日昼公演後のトークショーで練習中「立ち位置をまちがえる」「相手のパートの歌をうたう」などの苦労したと言われてました。
1時間かけて化粧・衣装替えを行いその間に「役」に入るとのこと。

両方観て、やはり本役がよいなあと思いました。
決してヘタとかいうわけではないけれど。

レオナードの王子様らしいぼっちゃま感。
ときおりみえる両親のいない寂しさからの憂いと強さ
従者オーギュストとの信頼関係
そういうものが悠浦レオナードにはありました。

反対に
クロードの絶対的自信と妄信的な愛
レオナードのあまりにもまぶしい光におののく姿
姫を託し去るときのほっとしたような背中
楊琳クロードははじめは憎らしく、最後にいとしく思えました。

クロードの高笑い。これは絶対難しい!

両方の愛を受けるリゼット姫
まばたきをほとんどしてないのでは?と思える美しい人形でした。
「貴方のにんぎょう」というせりふ
「にんぎょう」は棒読みなのですがそこに哀しさがいっぱいつまっているようでした・・・

主役三人以外の皆さんもせりふがしっかりあり、衣装を変えて出番もたっぷり。
本公演ではこれほどひとりひとり見られないのでご家族や友人方にはうれしい舞台だったでしょうね。
(すごい親目線!)

王様緋波さんが要所を引き締めてさすがでした。

12年前の出会いを演じたお二人・・本当にこどもみたいでした。
けっこう小柄なのかな。
第三王子役登堂結斗さん。背が高くて目立つ。悠浦さんと並んで踊ってほしい。

パンフレットに役衣装の写真があってわかりやすかったです。



細かい感想を少し
レオナード王子の父(現王様の息子)は後継者争いに巻き込まれて亡くなったらしい。
それなら三人の王子にまた争わせることはないと思う・・・
ここは病気でよかったのでは。

12年前のカーニバルの夜、幼いレオナードとリゼットは出会っていた。(お互い初恋の人となる)
幼いリゼットを他国のカーニバルに連れて行ったのはクロード?
そのころはきっと両親を亡くした姫を慰めたい優しさがあったのかなと。

などと一緒に行った主人に話して深読みしすぎと言われたのでした・・・
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