- 2007-09-19│
- Category:新選組関連│
ドラマは今鳥羽伏見の戦いです。
新式大砲・銃に対して刀の新選組・・・まるで戦国時代の織田信長と武田勝頼の戦いのようです。
隊士が減っていき、最終回に近づくほど寂しくなってきます。
このドラマは確かに古いですが、さすがに「新選組」の型を作ったともいえる物語です。さまざまな名場面、名せりふがあります。
策士・伊東甲子太郎の入隊から、山南敬介の死、御陵衛士・油小路の変まで、毎回見所満載です。
新式大砲・銃に対して刀の新選組・・・まるで戦国時代の織田信長と武田勝頼の戦いのようです。
隊士が減っていき、最終回に近づくほど寂しくなってきます。
このドラマは確かに古いですが、さすがに「新選組」の型を作ったともいえる物語です。さまざまな名場面、名せりふがあります。
策士・伊東甲子太郎の入隊から、山南敬介の死、御陵衛士・油小路の変まで、毎回見所満載です。
「燃えよ剣」でも土方歳三と沖田総司の会話はいいです。
島田順司演ずる沖田は天真爛漫です。鬼の副長もかたなしです。
「たまには私でも来ないことには誰もこの部屋に来ないでしょう」
とにこにこ笑って土方の部屋に来ます。
「人気がないですね、土方さんは。」
とかずけずけ言います(笑)
「そのかわり近藤さんを憎んでいる奴はいまい」
「そりゃあそうですよ。近藤先生は慕われています。若い隊士には近藤先生を自分の父親だとみたいに思っている人がいっぱいいますから。だって近藤先生にはそういう温かさがある。それにくらべると・・」
「俺は蛇蝎(だかつ)だよ」
「おやよくご存知ですね。」
「知っているさ。俺は副長だ。新撰組ができてから今までいやな命令、厳しい処置全部おれの口から出した。近藤の口から出させたことが一度だってあるか。新撰組っていうのは本来烏合の衆だ、寄せ集めだ。だからちょっとでもたがを緩めるといつでもばらばらになってしまうんだ。」
「だから土方さんが桶屋になってしめているんですね。」
「どういうときたがが緩むか知っているか?」
「さあ・・」
「隊長近藤勇が隊士の信望を失ったときだ。だから俺は決して近藤さんを嫌われ者にしない。」
土方は沖田にはちゃんと心のうちを打ち明けてます。
山南も沖田には心を許しています。
「沖田くん、君は新選組に向かない人のように思えるんだ。不思議な人だな。
私は君と話をしていると神様や諸天が差し向けた童子のような気がしてならないんだ・・」
そう語った山南は屯所を脱走します。
土方は「局中法度の前では誰もみんな同じだ」と言い切ります。
土方が追跡を命じたのは沖田総司ただひとり。
土方の役割を知る沖田総司にもこの役はつらかったことと思います。
近江の宿で追いついた沖田と山南が酒を酌み交わし昔語りをする場面はとてもせつないです。この場面だけで10分以上。夕焼けの琵琶湖に月が昇り朝になるまで続きます・・・
こういう話の丁寧さが昔風というか情感を誘うものとなっています。
屯所に戻った山南は屯所の廊下を沖田と共に庭へ向かいます。
最期まで一言のせりふもなく静まりかえった隊士のようすと事を終えた総司の痛々しい顔だけが映し出されます。
このドラマは月や夕焼け・雨など風景で心情を表す手法がよくとられます。これも名作といわれるゆえんでしょうか。
島田総司は、最初「ただの無邪気な子」という感じでしたが、その笑顔の向こうにある寂しさが病気を知ったころから見えてきます。
血を吐いて倒れたときの土方の狼狽ぶり、近藤の憔悴でいかに総司が二人の大切な人だったかわかります。
土方は裏通りの先生に「頼む総司を助けてやってくれ」と真剣に頼みます。油小路で藤堂平助を斬った土方は屯所に戻ると沖田の枕元にきます。
「総司、早く元気になれ。元気にならないと困る。」
「どうしてです。」
「お前がいい奴だからだ」
「ふっふっいやだな」
「俺もいつかは死ぬ。こんど生まれ変わるときはお前のような男にうまれてきたいよ」
土方にとって心を許せるのは沖田総司であり、探索の頼みとしていたのは山崎烝だったように思います。山崎は新選組に忠実な人として描かれてます。明日はその山崎さんが亡くなるようでとても寂しいです。
島田順司演ずる沖田は天真爛漫です。鬼の副長もかたなしです。
「たまには私でも来ないことには誰もこの部屋に来ないでしょう」
とにこにこ笑って土方の部屋に来ます。
「人気がないですね、土方さんは。」
とかずけずけ言います(笑)
「そのかわり近藤さんを憎んでいる奴はいまい」
「そりゃあそうですよ。近藤先生は慕われています。若い隊士には近藤先生を自分の父親だとみたいに思っている人がいっぱいいますから。だって近藤先生にはそういう温かさがある。それにくらべると・・」
「俺は蛇蝎(だかつ)だよ」
「おやよくご存知ですね。」
「知っているさ。俺は副長だ。新撰組ができてから今までいやな命令、厳しい処置全部おれの口から出した。近藤の口から出させたことが一度だってあるか。新撰組っていうのは本来烏合の衆だ、寄せ集めだ。だからちょっとでもたがを緩めるといつでもばらばらになってしまうんだ。」
「だから土方さんが桶屋になってしめているんですね。」
「どういうときたがが緩むか知っているか?」
「さあ・・」
「隊長近藤勇が隊士の信望を失ったときだ。だから俺は決して近藤さんを嫌われ者にしない。」
土方は沖田にはちゃんと心のうちを打ち明けてます。
山南も沖田には心を許しています。
「沖田くん、君は新選組に向かない人のように思えるんだ。不思議な人だな。
私は君と話をしていると神様や諸天が差し向けた童子のような気がしてならないんだ・・」
そう語った山南は屯所を脱走します。
土方は「局中法度の前では誰もみんな同じだ」と言い切ります。
土方が追跡を命じたのは沖田総司ただひとり。
土方の役割を知る沖田総司にもこの役はつらかったことと思います。
近江の宿で追いついた沖田と山南が酒を酌み交わし昔語りをする場面はとてもせつないです。この場面だけで10分以上。夕焼けの琵琶湖に月が昇り朝になるまで続きます・・・
こういう話の丁寧さが昔風というか情感を誘うものとなっています。
屯所に戻った山南は屯所の廊下を沖田と共に庭へ向かいます。
最期まで一言のせりふもなく静まりかえった隊士のようすと事を終えた総司の痛々しい顔だけが映し出されます。
このドラマは月や夕焼け・雨など風景で心情を表す手法がよくとられます。これも名作といわれるゆえんでしょうか。
島田総司は、最初「ただの無邪気な子」という感じでしたが、その笑顔の向こうにある寂しさが病気を知ったころから見えてきます。
血を吐いて倒れたときの土方の狼狽ぶり、近藤の憔悴でいかに総司が二人の大切な人だったかわかります。
土方は裏通りの先生に「頼む総司を助けてやってくれ」と真剣に頼みます。油小路で藤堂平助を斬った土方は屯所に戻ると沖田の枕元にきます。
「総司、早く元気になれ。元気にならないと困る。」
「どうしてです。」
「お前がいい奴だからだ」
「ふっふっいやだな」
「俺もいつかは死ぬ。こんど生まれ変わるときはお前のような男にうまれてきたいよ」
土方にとって心を許せるのは沖田総司であり、探索の頼みとしていたのは山崎烝だったように思います。山崎は新選組に忠実な人として描かれてます。明日はその山崎さんが亡くなるようでとても寂しいです。


そうですね、山南さんにもう少しこころを見せていたらよかったと思います。
山南さんならわかってくれそうです・・
近藤さんは土方の心のよりどころだった気がします。「近藤さんのやることならついていくよ」みたいな・・・それは総司も同じだったようです。
今再放送してくれて本当に幸運でした。
血風録のほうは見逃して残念です。
リメイク・・・いいですね。
現代であの情緒がだせるか心配ですが・・