「しゃばけ」シリーズ第四弾、「おまけのこ」です。

脇キャラのあやかしの皆さんも絶好調で、一太郎若旦那を心配してます(笑)
一太郎くんって身体が弱くて店の外にほとんどでないのに、向こうから事件がやってくる不思議な運?を持ってます。
自分のために誰かに大きな災いが来てしまったら、おばあさまのところへ行かねばならないと知った若旦那はひとつひとつに真剣に向かいます。

けっして万能でない一太郎の一生懸命さがこのシリーズのファンを増やしていると思います。


こわい
若旦那でも溶かせなかった「狐者異(こわい)」の心。
とてもさみしいお話です。


畳紙
今回は若旦那はあまりでてきません。屏風のぞきが大活躍です。
前巻で登場したお雛さん。部厚い白粉の下の素顔を正三郎に見せることができるのでしょうか?

動く影
五つの一太郎の大冒険。栄吉と親しくなったきっかけの話
一生懸命頭を働かせ、無理しながらも友達を思う心は小さい頃からだったのだと感じました。

ありんすこく
若旦那が吉原へ!かむろを足ぬけさせることになります。
二人のあやかしもお手伝い?

おまけのこ
鳴家(やなり)がけなげで可愛いです。
大切な玉を守るために一緒に川を流され迷子になってしまった鳴家。

探しに出た若旦那は、多くの鳴家の中から長崎屋の子の鳴き声を聞き分けます。
それが嬉しくて必死で守りとおした「月の玉」も若旦那に会えたら手放してもいいと思う鳴家です・・

仁吉が本物かどうか質問して確かめることに。

「三春屋の栄吉さんが作る饅頭の味はいかがかな?」
「不味い!」
「ああこりゃ間違いなく、長崎屋の鳴家ですよ」
「仁吉、その質問は酷いよ」


栄吉くんの饅頭を二個たべるのは「剛の者」らしい・・・

長崎屋の妖は愛されているなあと気付く一冊でした。


おまけのこ おまけのこ
畠中 恵 (2005/08/19)
新潮社

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