「歴史ドラマの大ウソ」大野敏明
2011/09/03(Sat)
歴史ドラマの大ウソ


ドラマではそこまでのリアリティを求めるのは無理だろうなと思うことも書いてあります(笑)


※武士の世界では夫人が政治に関する話をすることはあり得ない※

これは

・古来北東アジアの世界では女子どもを一緒にして軽視する風潮があった

・日本では派閥抗争に敗れた場合など主人ひとりの責任として、息子に家督をを相続させ、家を存続させる
(家と夫人に災禍がおよばない)

という理由かららしい。


※時代に存在しない言葉使い※

・「坂の上の雲」・・・東京に向かう正岡子規に向かって真之が「さぼるなよ」
・「龍馬伝」・・・・・千葉道場を案内する門弟が「大道場になります」 弥太郎が「やばい」
・「篤姫」・・・・・・小松帯刀に妻が「旦那さま」と呼ぶ(殿様が正しい)


※江戸時代は藩や国が異なると言葉による意思疎通が難しかった※

武士の「ござる」言葉は江戸や京大坂で他藩の役人と会話しなくてはいけないため
「方言」にかえて使っていたものだそうです。
吉原のの遊女が出身地を隠すため「ありんす」という共通のことばを使っていたのと似ていますね。



作者はあとがきで

「重要なことは江戸時代であれ、明治、大正、、昭和であれ、その時代に生きていた人々の息吹が感じられる時代劇、歴史ドラマが見たいという思い・・・史実どおりに番組を作るのは難しい。しかし適当な垂れ流しでは困る」

と書かれています。

ここのところは同感です。


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