第3回 京都歴史回廊協議会フォーラムその1
2010/11/09(Tue)
11月7日(日)京都立命館大学朱雀キャンパスにて行なわれたフォーラムに参加できました。

『今こそ坂本龍馬の実像に迫る!~「志士」の誕生から暗殺まで~』

<基調講演>
「坂本龍馬~家族への手紙~」京都国立博物館学芸部考古室長 宮川 禎一氏

<フォーラム>
コーディーネーター
京都新聞社総合研究所特別理事 吉澤 健吉氏
パネリスト
NHK大河ドラマ『龍馬伝』プロデューサー 土屋 勝裕氏
霊山歴史館学芸課長 木村 幸比古氏
河田小龍氏直系五代目子孫 河田 公満氏
京都国立博物館学芸考古室長 宮川 禎一氏

総合司会 :NHK京都放送局 楠井 まどかキャスター

      主催 : 京都歴史回廊協議会
      後援 : 京都府、京都市、京都市観光協会、京都商工会議所、京都新聞社、NHK京都放送局
            KBS京都、京都市教育委員会

全部で2時間半くらいだったのですが、とても短く感じました。
300名ほどの参加者は平均年齢60歳くらいでしょうか。

コーディネーターの吉澤氏の言うとおりこの年代の聴講者の皆さんは
【私語がない、途中退席がない、寝ない、熱心に話を聴く】優等生でした。
(きっと学生相手だとそうはいかないのでしょう・苦笑)


基調講演も退屈することなく聴けました。
京都国立博物館の宮川は氏は龍馬の手紙研究では第一人者の方です。

京都国立博物館は龍馬の家族宛の手紙を所蔵されています。
それは坂本家御子孫の坂本弥太郎氏(北海道在住)が遺品をまとめて寄贈したからだそうです。

龍馬の手紙は145通(うち家族あて20数通)残っているらしい!

これらの手紙がなければ「龍馬伝」もできなかったのではないかと言われてました。

たとえばお龍さんのことを伝える手紙に
「妹が売られそうになったので相手のところに乗り込んで博徒の胸倉つかんだ」
とか書いてある。

自分の妻のことなんだからもう少し可愛いところを書けよ(笑)

正直すぎる龍馬の手紙があればこそ、龍馬や関わった人たちのようすがいまに残っている。

西郷隆盛夫婦のことも「心のよい人」と手紙に書いているので「暗殺黒幕説」はないだろうとのこと。

坂本家になぜか桂小五郎が龍馬に送った手紙が残っています。
これは龍馬が「ほら、有名な桂小五郎と手紙のやりとりするほどの仲やきに」と自慢するために同封したらしい。

こういうかわいらしいところが龍馬の魅力なのかなと思いますね。

宮川氏が手紙を研究された私見として、
手紙が長いのできっとおしゃべりだったはずだ⇒⇒人を説得する力があった
その説得力が幕末を動かしたのでしょうと。


あと余談として

パリのルイヴィトン社から博物館に「後藤象二郎の写真が欲しい」と依頼がきた話をされました。
ルイ・ヴィトン社の顧客名簿に初めて載った日本人なのだそうです。
「ルイヴィトンの歴史」という本に近江屋さんのアルバムにあった写真(撮影上野彦馬・長崎)が載っているそうな・・・


※つづく
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コメント
- リューザキ弾正さん -
後藤さまのことは初聞きでした(汗)
ヴィトンのトランクをさげる後藤様の写真でもあれば楽しかったでしょうね。

龍馬の人物像は「手紙」によるところが大きいようです。
ただ手紙に年号が書いてなくて(読んでいるときはもちろんわかる)研究者泣かせのものもあるそうです。
2010/11/10 19:35  | URL | なつ #-[ 編集]
- 手紙での愛嬌さが出ていれば・・・ -
某ドラマも、もう少し面白くなっていたかもしれませんね。

後藤様と言えば、日本で初めてヴィトンの本店で鞄を買った人として有名ですね(笑)
2010/11/09 21:44  | URL | リューザキ弾正 #7C/zVFSk[ 編集]
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