傾いた本棚

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本棚を見るとその人のことがわかるとか・・・

なにをよくよくよ川端柳 

なにをくよくよ川端柳、水の流れをみてくらす

という小唄は高杉晋作が作ったらしい。
「日本史有名人の臨終図鑑」(篠田達明・著)に載っていました。

高杉は京都祇園新橋にあった「井筒屋」というお茶屋で芸妓小梨花(こりか)を贔屓にして遊んでいたと言われています。

祇園新橋あたりの風景はこちら

長州藩士は三味線を弾く人も多く遊びが上手だったとか(金払いもよかった・笑)


この祇園新橋には歌人吉井勇の

かにかくに祇園はこひし寐るときも枕の下を水のながるる

の歌碑もあるそうです。

吉井勇は石川啄木・北原白秋と同時代の歌人で祖父は薩摩の吉井友実。

(※よしいともざね:西郷・大久保と薩摩を支え、坂本龍馬・中岡慎太郎近が暗殺されたとき近江屋に駆けつけた)


勇は東京生まれですが晩年を京都で過ごしたのです。

吉井勇は75歳で亡くなったけれど、晋作は20代の若さでこの世を去りました。

「臨終図鑑」の20代までに亡くなった人の項には、石川啄木(27歳)樋口一葉(25歳)滝廉太郎(25歳)沖田総司(27歳)などが並び、みな晋作と同じ病気でした。



人は人吾は吾なり山の奥に棲みてこそしれ世の浮き沈み


この詩は晋作が下関の桜山招魂社の見える丘の小さな家で療養していた慶応二年ごろ、父に送ったものです。

年があけて新地林算九郎宅の離れ座敷に移りそこで最期を迎えた晋作。

先に逝った友を思えば長く生きた気もするし、イギリス留学の夢も果たせてない無念さもある。
畳みに横たわった晋作の気持ちが伝わる詩だと思います。



晋作は京都祇園で遊んだころの夢を見ることがあったのでしょうか・・・・
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カテゴリ: 幕末関連

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コメント

Aki_1031さん>

このテンプレートを見つけたのは偶然でした。
作者の方も長州ファンの方でした。

Akiさんは最近行かれたのですぐにわかちゃいましたねvv

彼の残したのは漢詩が多いですが、知られているのは都々逸や小唄で。

本当はそうしたい…という理想、ドリームなんでしょうかねぇ>

最後のところは藩や家を捨てられない晋作でした。
彼が世界を見て回ることができたら、また歴史も変わっていたかもしれません。
長州は明治までに優秀な人材を失いすぎました(涙)

2010.08.08 19:07
URL | なつ #- | edit

功山寺の青紅葉が目に沁みます…(涙)<TOP背景写真。

>水の流れをみてくらす
高杉らしい語ですね~。
そんなゆったりとしたことなんてできない性格のくせに、
そんなことばっか詠んでるんだから(泣笑)。
や、本当はそうしたい…という理想、ドリームなんでしょうかねぇ。。。

いずれにしろ、彼が築いた歴史とは裏腹に、
彼の詠んだものはどれもとってもロマンチなものばっかりですよねvv
可愛いったらもう…っ!(笑)

2010.08.07 18:37
URL | Aki_1031 #6Z4DdLvA | edit

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