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佐伯泰英という人の頭はどうなっているでしょうか?
このシリーズは2002年4月に第1巻が書き下ろしで出版され、そのご
三ヶ月ごとに新刊がでているようです。
その間にほかにも書かれているようですし、すごく書くのが早い作家のようです。

時代小説界の『赤川次郎』らしい・・

今、私は19巻まで読んでますが、過去に関わり合った人がのちで生きてくる・・そんな話が多いのです。
先の先まで考えて書かれているのでしょうか?

この2巻でも、1巻で幸吉の長屋の娘を法外な借金のカタに連れて行こうとした金貸し、富岡八幡宮前の権蔵が出てきます。
1巻では磐音の気迫のこもった交渉(おどし?)で引き下がった権蔵に
こんどは磐音の方から、幸吉をさらった泥亀の米次のねぐらを尋ねにいきます。後ろ暗い世界に詳しいと考えたからです。

ほかには南奉行笹塚孫七郎との出会いもあります。
3巻以降、磐音はなにかと奉行所とかかわることになります。
まるで手先のように使われることも・・・
そのたびに結局は手伝ってしまう磐音。いいひと過ぎるかも。

この巻で、磐音はおこんに国許での事件を打ち明けます。
磐音の長屋が関前藩の者に荒されたときです。
誰にも打ち明けてなかったことを初めて話そうと思った相手・・・・
信用していたというより、一人きりの江戸暮らしで、どこかに甘えたいという気持ちがあったのではないでしょうか?

 「坂崎さんは奈緒様のことを大切になさってね」
 「もう終わったことだ」
 「坂崎さんの唐変木!奈緒様は今も坂崎さんに助けを求めているのよ」

涙をこぼしつつ叫ぶおこんさんが切ないです。

許嫁奈緒と別れるきっかけとなった事件は仕組まれたものではないか?
その疑問の答えを残して殺された勘定方上野伊織。
この件では今津屋の情報網はすごいです。
お金を貸すために、相手がどのくらい信用できるか知っておかなくてはいけないのですね。
侍にすごまれたり、刀を向けられても動じない老分由蔵はさすがです。
今津屋主人が直参旗本から身代金を要求されたとき

  「今津屋の老分の命が千両とは安く見積もられたことよ」

と言わしめることはあります。
でも千両って・・1両8万円としてざっと8千万ですか・・・

伊織の仇を討つことはできたものの、藩に住むネズミ退治は次の巻となります。

この巻でも品川柳次郎、竹村武左衛門が出てきます。
飲んだくれの竹村がめずらしく活躍?するところもあります。
磐音はじめ貧乏な三人はお互い仕事を融通しあっていて、そのあたりの会話も楽しいです。

1巻で今津屋に頼まれ両替にくる、吉原の花魁は三浦屋の高尾太夫。
この名前はのちにも出てきます。
覚えておいてください。



寒雷ノ坂―居眠り磐音江戸双紙 寒雷ノ坂―居眠り磐音江戸双紙
佐伯 泰英 (2002/07)
双葉社

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