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「八犬伝」というのは伏姫と金碗大輔の純愛物語だったのだと知った舞台でした。

以下公演の感想です。(興味のあるかたのみお進みください)
今回は事情で2回しか見れなくて、少し消化不良です。
自分のアクサル熱は冷めているのかなと思ったり・・・
感想もどうもうまく書けません。


まんが原作でない今回の舞台
滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」をうまくまとめた脚本はさすがでした。
「台本が売れていない」と吉谷さんは嘆いていたけれど、それはこの舞台が「せりふ」でみせるものじゃないからでしょう。

出演者が自分の役以外に群舞であったり、悪霊(のチカラ)であったり、誰かの因縁深い人だったりで入れ替わり立ち代り登場します。

白と赤の旗が善と悪、怨念と良心を表すように振られなびくのは美しくかっこいい。

八人のうち親兵衛以外は皆、過去につらい因縁を持ち迷いながら生きています。
それは玉梓の呪のせいかもしれません。
しかしその「呪」が八人を会わせたともいえます。
玉梓の呪による因縁を自らの心と玉の霊力で断ち切る犬士たち。

白の旗と青い光をはなつ玉が幻想的でもありました。

ここのあたりはクライマックスで動きも激しく息つくひまもないよう。
殺陣もきまっていました。


そうこれがアクサル舞台のスピード感、爽快感です。
ああでも・・ピスメのときも思ったですが動きが早い分感情移入するまえに次に行ってしまう・・
変わっていく舞台に役者のせりふが聞き取りにくいし、じっくり演技ができるムードではない。

十分チカラがあるはずなのにアクションや殺陣に消されてしまうのは惜しいです。

それと衣装。
何役もこなすために黒の上下を基本とした羽織るだけのものになり、動きやすいようにヘアやメイクも簡単なものになってます。
これはいつも残念。
伏姫と玉梓のカツラ。ああいうデザインなのはわかるけどまるでピスメの「どすえ」
浜路やあさけのが踊る場面もピスメの「島原」のようでした(苦笑)

たまには武士なら着物、袴、姫なら小袖とかきっっちり決めてほしい。
ひとつの役に没頭している舞台も見てみたい・・




伏姫が金碗(かなまり)大輔の銃弾で亡くなったとき、数珠の玉が光とともに飛び散る。
大輔(ゝ大法師)がなぜその玉を追うことを使命としたのかせりふになかったような気がしますが・・・

「玉梓の怨霊は、これからも里見家に害をなすはず、そのとき玉を持つものたちがきっと救ってくれる・・」

とでも言わなければ、大輔は一緒に死んじゃうでしょうに。



八犬士がどういう字の玉を持っているのか、せりふでは言ってたけれど「文字」を出すことはなかった。
オープニングで紙かスクリーンで出すのかなと思ってました。

結局、最後に八犬士の活躍というより、伏姫の活躍で玉梓は昇天するんですよね。
宿怨が消えたあともあざは残っているのが不思議でした。(すぐに消せそうに無いので仕方ないけど)



今回印象に残ったところ

田渕くんの女装はさすがに似合ってた。
ゝ大法師の従者も凛々しかった(法師たちの衣装はよくできていた・あまり変わり身しなくていいから?)

最初に金碗大輔が亡くなった伏姫を抱き上げて背を向けるシーン
吉谷さんの背中が大きくてすごくかっこよかった。

反対にラストで伏姫のひざで子どものように丸くなるゝ大法師。
「ずいぶん歩いたでしょう。ゆっくりおやすみなさい」とささやく伏姫に泣かされた。


抱くといえば網乾(澤田誠)が浜路(加藤巨樹)を抱っこ、荘助(江口紘一)が小文吾(武原広幸)を背負う場面があった。どちらも大変だったと思う(笑)

親兵衛(山田諒)と十一郎(田渕法明)の会話は楽しかった。
山田諒くんはB/Fのスキップのとき同様等身大で可愛い。

八犬伝ガールズ(笑)のきれい組?浜路の加藤さんは正直笑いました・・・
似合ってない。なゼだろう、なよなよしすぎなのか、笑顔を絶やさないようにしているのがつらそう。
あさけのに扮した毛野は「実は仇をねらっている」という裏を隠す意図があるためか浜路ほど違和感がなかった。
歌声まで披露して踊りながら殺してた・・・怖っ

加藤さんはやっぱり冷血な悪役が似合う人だと思う。

玉梓の古川さんはさすがに元祖女装俳優(笑)最遊記の玉面公主を思い出した。
着物をさっと翻すしぐさとかが優雅。
ただあまりに多役のためせりふを噛みがち・・・
(衣装にハンガーをつけたまま舞台にでたと告白!)

赤い首巻をたらしているのが玉梓の呪で動かされているということらしい。

斉藤崇さんには犬からマツコデラックス(爆)まで楽しませてもらった
芸達者な人だと思う。
「すべらない話」お疲れ様v

犬川荘助(江口紘一)、犬村大角(西村大輔)のフレッシュな演技にひかれました。
犬江親兵衛(山田諒)を加えて本当にアクサルに入ってほしい!
確実に平均年齢がさがるはず(笑)

特に西村大輔くんはさわやかでイチオシ(ブルーシャトル所属なんだ!)

多数のあやしい悪役だった澤田誠さん
浜路に迫っていきなり逆ギレされ、おののく網乾が秀逸。
紫の衣装が映えるのは貴方だけですv

助演トリオの新田さん、栗田さん、玉川さん
一番舞台に長くいたのでは?激しい動き、殺陣お疲れさまでした。

ころがりまくりの「玉」
田中照人さんはなんと舞台で踏んで壊したらしい・・・(KK工房さんがんばって!)



千秋楽が見れなくて非常に残念。
ひとりひとりの声が聞きたかった。

今回は物販がひまそうだったような。わたしもくじ写真していないし。
(セットは売り子さんのお誘いに負けてしまった)

パンフレットに役に扮した写真があったのはよかった。
初めてのひとには誰がどの役かわかりにくいから。(素は別人の人も)



東京公演はまた手直ししてやるんでしょうね。

いつもそれが見れなくてくやしい。

☆とりあえず出演者のみなさんお疲れ様でした


追記

舞台の中で「奴隷に押す焼印」というシーンがあったが、あの焼印の文字は「悪猿」だったそうです。

スピーカーの前で見た回は低音が耳と胸に響いて芝居に集中できませんでした。
もう少しBGMを押さえてください・・・(いい音楽だったけど)
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コメント - 2

なつ  2010, 02. 14 (Sun) 17:10

東京公演

再構築しての公演、見たいです・・
田渕くんのブログが消えていたり、公式ブログもお疲れ気味で相当大変そう。

まあアクサルはいつもてんぱってる感じですが(苦笑)

編集 | 返信 |  

華崎  2010, 02. 13 (Sat) 17:31

No title

西村大輔君は私も爽やかで気に入りました!(笑)

田中さん、玉を踏んでしまったのですか(笑)
でも、小さいし、踏んだら割れそうな感じですよね。

今日から東京公演ですねえ…。

編集 | 返信 |  

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