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カタリーナさん、AKI1031さん、きみこさん
コメント返信遅くなってすみません。

この追記をもってお返事とさせていただきます。
居眠り磐音シリーズは、パート1の好評を受けて2が、そしてスペシャル、3と予想外の長きにわたる放映となりました。

それだけ多くの人に愛され、求められたということです。

佐伯泰英氏の原作のおもしろさ。
山本耕史さんの魅力。


この二つが大きなチカラかなと思っています。

私は、ドラマ化にあたり予習として1巻を読んでみたらあまりにおもしろく、磐音ワールドにずんずん引き込まれていきました。
主人公磐音はもちろんのこと、彼が知り合っていく多くの人々(刺客・悪役すら)が生き生きと動いていました。
おこんさんの片思い、奈緒様との悲恋。それもまたわくわくさせてくれました。
1巻に必ず心に残る場面、せりふがありました。

その「居眠り磐音江戸双紙シリーズ」がNHKで映像化ということで、期待は大きかったです。

山本耕史さんの坂崎磐音はぴったりでした。
剣が強くてでもお坊ちゃまで色恋にはちょっと鈍感で・・・秘めた心の傷を優しさに変えて生きる磐音。
当たり役だと思います。

このドラマ、脇役もよかったです。
さっと名前を言える人たちだけでなく、長屋の子役さんから一度きりの刺客まで
NHKらしい渋い、手堅い人選だったと思います。

最初はえっ?と思ったか柳次郎役川村陽介さんも、お佐紀役北川弘美さんもぐんぐん成長され(えらそうですが)3では輝いてました。


でも私は1しか録画を残していません。
2からあとは観るだけになってしまいました。


公式ホームページの掲示板には、終了を惜しむ声、感謝・感動の声が並んでいます。

こういう意見を読むたび、

「自分はちゃんと見てなかったのかな」
と思ったりします。


「細かいことを指摘したりせずに素直に演技を楽しむ」
そういうことをしていないのかとも思ったり。

原作既読組のわがままかもしれません。

自分の思いいれのあるシーンを「原作どおり」に描いてもらいたい
こんなことを望んでしまうことがまず問題なのでしょう。

ドラマはドラマであって、原作どおりにはいかないと理解しています。
人員の違いやロケの限界など予算と時間に縛られた中での制作は大変だということもわかっています。(特に45分から30分になった事は大きい)

もし無理ならその枠で描けるところまででよかった。

それを先の先の話まで取り込んでしまったことでゆがみが増えたようです。

ドラマはドラマであって話の流れは原作どおりではなくとも
山本耕史さんの演じる「磐音」は佐伯泰英の書く「磐音」でした。

ごはんを食べているときも、剣を抜いているときも、長屋でくつろいでいるときも
「磐音」でした。

そんな山本磐音をシリーズ2以降は活かしきれてないと思う。
これだけみんな素敵なのに、なぜここでこのせりふ?、なぜこういう展開?ということが多すぎました。

これがとても残念・・・
今年の大河ドラマと同じなんですよね。
素晴らしいキャストなのに脚本が「今に媚びている」ようにみえます。
(本来、視聴率やスポンサーとかに媚びない作品が作れる局のはずなのに・・・)

恋の話とか涙とかを出しすぎ・・・


本当は髪型とか着物とか座る位置とか言葉遣いとかそんなものを指摘したくないし
そんなことを指摘される演出・スタッフ関係者に腹もたってました。

だって、役者さんは懸命に演じている
どんな脚本でも、どんなせりふでもその役になりきっている・・・

くやしい・・シリーズ3でその思いはつのりました。


きみこさんの感想・・

【私は、みんなが幸せになって、なによりも、磐音が、あの6年前の事件から、ずっと背負い続けてきたであろう辛い悲しい運命から、ようやく解き放たれた感じがして、とても良かったと思い、見終わった後、心地よい感動に包まれて、幸せな気持ちになりました。】

多くの方はそうだったのだろうなあと思っています。

「最終回が皆幸せではいけなかったのか」と問われれば
後味の悪い結末よりいいに決まっています。

奈緒母の優しい言葉で救われた磐音、よかったと思います。

実はこのあたりがうまく言えなくて、お返事がつまってしまっていました。

原作既読の私としては

【奈緒】が話の都合上江戸へ来ておこんさんの気持ちをやわらげ、出羽に戻って幸せに暮らしていると里に文を出す。

この話自体がありえない

と感じていたので、ここで奈緒母の言葉に違和感を感じてしまいました。

ありえなくてもドラマではそうだったのだから受け入れたらよかったのですが
あまりに原作無視の方向に拒否反応を起こしたようです。

過去の感想のダメだしもほとんどが原作とのあまりの違いに失望した部分が多かった。
(まあ初回から友との起ちあいの場「陽炎の辻」が「夜のお屋敷庭」となっていましたが)

原作も好きで、役者さんも合っていただけについ辛口で終わってしまいました。


山本耕史さんのインタビュー
「人生を捨てていた磐音がおこんと出会ったことで生きる意味を知る」
という解釈。なるほどと思いました。

このシリーズでの山本磐音の表情はどれも素晴らしく、読むだけでは得ることのできない感動を与えてくれました。殺陣もそうです。
それは山本耕史さんの役への深い理解がなせることだったのだなあと感じました。


返信になってない部分も多くてすみません。


最後に打ち明ければ、やはり

私は磐音には誰かを選んでほしくなかったのだ

と思います。

女として磐音に恋こがれるものとしてずっと一人でいてほしかったのかも。

そのあたりの嫉妬がドラマの感想としても片寄ったものになったと自覚しています。

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コメント - 10

-  2009, 08. 19 (Wed) 17:55

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なつ  2009, 08. 16 (Sun) 11:52

リューザキ弾正さん

いえいえ、コメントありがとうございます。

今回、いろいろな方のドラマ感想から
「磐音が奈緒と別れたのは友人を斬った罪悪感のみではなく、つらい状況から逃げ出した」
ということに気づかされました。

出奔するとき苦労しても奈緒様と一緒に逃げたらよかったのにと何度も思っていましたが、奈緒と共にいると自分の苦しさをいつも感じなくてはけない・・・それはいやだ!

当時の磐音は追い詰められていたのでしょう。
ドラマの奈緒母の場面でそこまで感じられた視聴者さんはすごいと思います。

年月を経てのおこんさんとの成就。
佐伯氏もやっと収めたという気持ちだと思います。
私は一気に読んできましたが、実際の出版は年4冊関前にたどりつくまで5年かかってます。

だからこそ読者は納得できたのかもしれません。
ドラマは熟すまでが早足すぎたなあと。

「いつか必ず」のいつかはそのまま「いつか」であってもよかった。
私もリューザキ弾正さんと同じ気持ちです。

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なつ  2009, 08. 16 (Sun) 11:36

きみこさん

私は磐音には、いつか人並みに幸せになってほしい、という思いがあったので>

磐音のことを母のようなお気持ちでみておられたのですね。
私はいくつになっても精神的には【少女気分】(苦笑)のようで・・・
おこんさんが片思い中は自分に重ね(爆)応援していたものの、成就までは望んでなかったというわがままファンです。
丁寧なコメントありがとうございました。

もし4があるなら、ぜひご自身でブログを書かれる事をおすすめします。
せっかくのご意見がもったいないです。

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なつ  2009, 08. 16 (Sun) 09:56

2番目のコメントの方へ

ご意見読ませていただきました。
くしくも、一番目の方と同じくところに共感してくださいました。

サザエさんのようにいつまでも年をとらないで・・とも思ったりしている私でした(笑)

ありがとうございました。
これからもよろしくおつきあいください。

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リュー弾  2009, 08. 16 (Sun) 06:19

許してくりょぉぉぉぉ(汗)

寝る前に書いたら…
思いっきり長くなり過ぎました!(*_*)

夏の増量サービス中みたいに…

私も、結論を言えば、
(エエエエエエ!今までの文章で、結論なかったの~?)

ドラマ版だけでも、磐音さんは、おこんちゃんといい線まで近づくけど、中々、二人の恋は進展しない…

そういう路線で行って欲しかったです(笑)

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リューザキ弾正  2009, 08. 16 (Sun) 00:21

私の感じでは…

磐音さんは、解放されていないと捉えました。
隣りで、おこんちゃんがグーグー寝ている(笑)
あのシーンでも。

心の底に、深い傷や忘れられない辛い過去が
あるからこそ、
あの磐音さんの優しさが芯のあるものに
なっていると感じました
まぁ、それが、パート2の中盤以降、活かされているかというと…

原作既読組さんのレビューを見ると、
こちらも難しい方向に行っているようですが…

私にとっては、侍の副業設定(裏方とは言え)
これで、ドラマのみで楽しもうと、
覚悟を決めたせいもありますが(汗)

必殺仕掛人(ドラマ版)モッコ担ぎのバイトをしていた、浪人様、
見回りの作事奉行に、
「恥を知れ!」と、斬り捨てられました(汗)

麦茶と書いて、麦湯とすべき!とダメ出しを
食らった新人作家が、
いたように、娯楽と考証、ドラマと原作、
バランスが難しいと、改めて感じさせた、
作品でした。
長々、失礼致しました!

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きみこ  2009, 08. 15 (Sat) 23:17

今回の記事も、とても興味深く読ませていただきました。

なつさん、こんばんは!

お返事ありがとうございます。

今回の記事も、とても興味深く読ませていただきました。

なつさんは、原作とあまりに違ってしまっているところに対して、失望したり、拒否反応が出てしまったんですね。なつさんは原作に、とても思い入れがあるのだなぁと、今回の記事を読んでいて思いました。

私も原作は最新刊を除いて、全部読んでいますので、あまりに原作と違うと、違和感を感じることがあったんですが、でも、私は原作に対して、物足りなさ、不満を感じることもけっこうあったので、原作よりも、ドラマで変更したほうが良かったなぁと思ったところがいくつかあって、そう感じた時は、原作と違っていても、受け入れることができました。

その内の一つが、なつさんは”ありえない”と感じた、今シリーズにおける奈緒のお話でした。私は原作の、出羽山形で暮らしている奈緒が未だに、磐音に気持ちを残しているような感じで描かれていたことに、不満を感じて納得できなかったので、ドラマでは、その話の進め方、展開の仕方は、無理やりすぎて不自然すぎて、違和感を感じたものの(^^;)、原作と違って、ドラマの奈緒は、磐音への思いに、ちゃんと区切りがつけられたことが、とても良かったと思って、原作とは違っていても、受け入れることができました。それにおこんも、奈緒のことは一番気がかりなことだったと思うので、奈緒と会えて心を通わせて話すことができたおかげで、奈緒に受け入れてもらって、磐音との仲を祝福してもらえて、それでようやく、奈緒に対する気持ちから救われたと思ったので、良かったと思いました。


なつさんの
”もし無理ならその枠で描けるところまででよかった。” ”それを先の先の話まで取り込んでしまったことでゆがみが増えたようです。”というお言葉、同感です。

ドラマの第2シリーズ以降は、磐音がおこんと結ばれるまでの話に焦点を当てて描いていたのかな?と思いました。でもこの原作は、とても巻数が多く、磐音とおこんが結ばれる話は、かなり先の話なので、ドラマで、少ない時間、話数で、そこまで描くためには、なつさんのお言葉を借りると、先の先まで話を取り込んで描かなければならなくなり、そのおかげで、辻褄をあわせるために、話のあちらこちらにゆがみが出てしまった、という感じがします。無理に先の先まで描こうとせずに、原作のどこかのお話に焦点を絞り込んで、描いてくれていたらよかったかもしれないですね。

なつさんは、第2シリーズから、山本君の磐音が活かしきれていないと思ったんですね。私はまだ第2シリーズまでは、磐音の魅力が発揮されていたと思いました。特に最終回の障子越しでの奈緒とのシーンは素晴らしかったと思います。第3シリーズでは、なんだか磐音が話のメインにいないことが多くて違和感を感じることが多かったんですが、第2シリーズは、ちゃんと磐音が主役として話のメインにいて、関前の事件のことも、要所要所で描かれていたので、まだ良かったと思いました。

なつさんは、磐音には誰かを選んでほしくなかったんですね。なるほど、そう思うと、磐音とおこんの話は、受け入れられなかったでしょうね。私は磐音には、いつか人並みに幸せになってほしい、という思いがあったので、おこんと結ばれて幸せそうな姿を見て、良かったと思いました。

また長い文章となってしまいました(^^;)。
それになんだかまとまりのない文章になってしまって、すみません(^^;)。お話に対しては、いろいろと残念に思うところがありましたが、山本君の磐音はほんとうに素晴らしかったですね。山本君の磐音は、新しい時代劇を感じさせる、とても魅力的なヒーローであったと思います。山本君が磐音を演じてくれて、良かったなぁと心から思います。

それでは長々と書いてしまって、失礼しました(^^;)。





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-  2009, 08. 15 (Sat) 13:59

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なつ  2009, 08. 14 (Fri) 21:41

最初にコメントいただいた方へ

さっそくのコメントありがとうございます。
読ませていただきました。
よろしければこれからもおつきあいくださいませ。

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-  2009, 08. 14 (Fri) 20:15

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