「磐の音」 と 「運命の橋」

いつか必ず・・・・つっこみのできない上質の時代劇に会えますように・・・・
ともに最終回。

プチ陽炎の辻は、品川柳次郎とお有の恋の顛末を5分×14回で描いたものでした。
計70分で、途中女だけの座談会(笑)とか前回のなぞりとかあったので実質は45分?

ワンセグ劇場という、ある意味実験的ドラマにもかかわらずよかったです。
もしかしたら本編より楽しみだったかも(爆)
陰でつっこみをいれる「びびる眠り猫」が抜群にかわいく、発言は鋭かった!

いきなり初回から「ヘタレ柳次郎」でしたから(笑)

最終回、橋の上でプロポーズする柳次郎、うなづくお有
胸が熱くなりました。
手をつないで「恐れ入谷の鬼子母神~」と幼い頃に唄った言葉あそび歌を口にする二人。
原作でとても好きな場面だったので嬉しかったです。

原作の柳次郎くんもお有に会うまでさまざまな苦労をしてきました。
だからこそ読者は幸せになることを素直に喜べた。
ドラマでも、俳優川村陽介さんは最初せりふもたどたどしくどうなることかと思ってきたけど
このシリーズではすごく成長して頼もしいほどでした。
その彼だからこそ、最終回に私は感動したと思います。
お有役の海老瀬はなさんの一途な瞳にもやられました。
シリーズ3ではおこんさんがぐだぐだしていたので、お有さまのまっすぐさが際立ちました。

今回のタイトル「運命の橋」はやはり「幸せの橋」でしょうね。



さて、長い「陽炎の辻」シリーズもとうとう最終回と思われます。

正直、今回は「ああみんな幸せになってよかった」はずなのに楽しくなかったです。

まず、磐音の母照埜とおこんさんの対面。
あっさりうまくいきました!!
照埜さまは全然こだわってなかった!

よかったというよりなんじゃこりゃです。
前回のおもわせぶりはなんだったんだ・・・・
やっぱり普通の「墓参り」でよかったじゃないですか。

そのあとやたら仲のよい場面を見せられてもなあ・・・

奈緒さまの母上登場も今ひとつ。
奈緒様が出羽で幸せに暮らしている?あの江戸にでてきた事件は解決??
(いくら両親に会いたくとも関前に戻ってもつらいだけだと思いました)
正睦のおかげで暮らせているのはわかったけれどそんなに簡単に割り切れるのかな?
恨み言はなくても「奈緒のことはお忘れください」ときりりと言い放って去ってもよかったのではないですか。

磐音もおこんも心の中のどこかでいつも詫びていてほしい・・
奈緒様派ではないけれど、この痛みこそ磐音の優しさの元だと思っています。


遼次郎くんの養子話。
おこんさんのとき同様、両親同席で言えよ!って思いました。
仮祝言のときはちゃんと両親揃っていたんだから・・・

遼次郎役の崎本大海くんは「夏雲あがれ」のときより凛々しくなっていました。


長屋の人が総出だったり、急に笹塚さまが現れたり忙しい最終回(笑)
一太郎くんは蹴りも強そうな元気な赤ちゃんv
涙もろくなった由蔵さんが可愛かったです。

吉右衛門とお佐紀夫婦も長いこと添ってきたように見えました。
関前に「白無垢」を贈る心配りのできるお内儀さま・・・・北川弘美さんが好演でした。



美しい緑の小道を行く二人
こういう場所があるんですねえ。

このシリーズの感想
磐音・おこんの幸せをやっかんできただけかもしれません・・・
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コメント 9

きみこ  2009, 08. 12 (Wed) 14:25

No title

なつさんは今シリーズで奈緒が江戸に出てきた事件のことを気にしているようですが、あれはただ単に、脚本家さんが、奈緒とおこんを会わせるために、奈緒を江戸に出てこさせるための理由にすぎなったのでは?と私は思いました。なので、解決したかどうかは今シリーズで描く必要はなかったんだなぁと思いました。私はあの話を描かなくて、よかったと思います。あのお話を描くと、奈緒が未だに、
磐音を思い続けているようで、なんだかあまりいい気持ちがしないです。それに、前田屋さんが可哀相です。なので、ドラマでは、磐音への思いに区切りがついて、いつか関前に戻ると思えるほどに、精神的にも元気になって、そして前田屋さんと、穏やかに幸せに暮らしていることが感じられたので、とても良かったと思いました。

「陽炎の辻」シリーズについて、山本君が、”NHKステラ”で中越さんとの対談で、こんなふうに言っていました。ちょっと長いですが、このお話の重要なことだと思うので引用させてください。

”磐音は、最初は人生を捨てていたからね。(略)親友を斬って故郷を出て、心を閉ざして。おこんと出会ってから、また人として生きることを考えて悩んで。だから僕は、おこんと添い遂げることが、磐音が何のために生きて、今ここにいるのか、ということへの答えなんじゃないかと思って、感動的だった。
藩のため、奈緒のためにも戦ってきたけれど、最終地点はおこんだったと。(略)だからスペシャルまで全部含めて、このシリーズは「愛の物語」なんだと思う。”  

このインタビューを読んで、ドラマの「陽炎の辻」は、辛い事件に巻き込まれ、すべてを捨てて江戸に出てきた磐音が、生涯の伴侶となるおこんと出会い、様々のことを経験し乗り越えていって、そして、あの事件から背負い込んでしまった運命からも解き放たれて、ようやくおこんちゃんと結ばれて、新たな人生を、おこんと共に生きていく・・・、そういうお話だったのかな?と思いました。

第3シリーズは、途中、おこんや脇役の人のお話に偏りすぎてしまって、磐音の存在感が薄くなってしまって、不満や、違和感を感じることがありましたが、第13回、第14回でようやく磐音が話しの中心に戻ってきて、主役らしく活躍してくれたので、良かったと思いました。でも、第3シリーズは、もっと磐音に焦点を当てて描いてほしかったなぁと残念にも思いました。

始めての書き込みで、とても長々と書いてしまって、失礼しました(^^;)。これからも、なつさんのブログ、楽しみにしています(^-^)。

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きみこ  2009, 08. 12 (Wed) 14:13

奈緒の母上を登場させたことは、良かったと思いました。

原作と違って、奈緒の母上、お鶴を登場させたことは、私は良かったと思いました。磐音が直接、奈緒の母上に、琴平のこと奈緒のことを、謝ることができましたし、そして奈緒の母上から、ある意味赦しの言葉を掛けてもらえて、磐音の心が救われることになる一つとなったので、良かったと思いました。

なつさんは”そんなに簡単に割り切れるのかな?”と、疑問に感じられたようですが、今、奈緒の両親は、磐音の父、正睦の心遣いのおかげで暮らせていること、そして、奈緒が今では出羽山形で幸せに暮らしていること、そして、奈緒の母上の言葉を借りると、6年という長い年月が、様々なことを押し流してくれて、そのおかげで、割り切るというよりは、辛い悲しい気持ちが、だんだんと薄らいでいったのかもしれない、と私は思いました。忘れることはできないと思いますが、悲しい思いを胸の奥に秘めつつも、今幸せであることに感謝をして、前に進んでいけるようになったんだと思いました。なので、奈緒の母上は、磐音にあんなに優しく穏やかに話すことができたのだと思いました。

”「奈緒のことはお忘れください」ときりりと言い放って去ってもよかったのではないですか。”となつさんは言っていますが、磐音の奈緒に対する気持ちは、第2シリーズで、千住大橋での奈緒との別れのシーンで、前田屋さんと奈緒のことを助けて見送って、奈緒が幸せになることを確信したことで、奈緒に対する気持ちには、区切りがついていると思います。奈緒を見送った後、磐音の顔には、穏やかな笑みが浮かんでいましたが、そのことについて、山本君が、「陽炎の辻3」のガイドブッグで、”ちゃんと心で別れたというか、そこには未練は残さないといういうことなんでしょうね。そうでなければ、その後でおこんさんに、「あなたしかいないのです。というセリフは言えないですよ”と語っていました。今の磐音の奈緒に対する思いは、奈緒のことを忘れるというのではなく、気持ちにちゃんと区切りがついていて、今はただ、奈緒が前田屋さんと共に、末永く幸せであることを祈っているのでは?と私は思いました。なので、そのことを奈緒の母上が、もう磐音に言う必要はないように思います。

それと、”磐音もおこんも心の中のどこかでいつも詫びていてほしい・・”ともなつさんは言っていますが、私は、奈緒は今幸せになっていますし、奈緒の磐音への思いは、今シリーズで、おこんと会っていろいろと話したおかげで、区切りをつけることができたようなので、奈緒のことで、磐音とおこんが詫び続ける必要も、もうないと思います。もし二人が奈緒に対していつも詫びていると奈緒が知ったら、かえって、今回の奈緒の母上のように恐縮してしまって、もうそんなふうに思わないでほしい、と言うような気がします。

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きみこ  2009, 08. 12 (Wed) 13:59

始めまして。

なつさん、始めまして。こんにちは。

なつさんのつっこみと、おこんさんに対する批判が興味深く、「陽炎の辻3」の感想、ずっと読ませていただいていました。いままで、なつさんの感想に共感するところが多かったんですが、前回と今回の感想は、ちょっと違和感を感じたので、今回なつさんの感想を読んで、私が思ったことと、最終回を見て、私が感じたことを書かせていただきたいと思いまして、思い切って、始めて書かせていただくことにしました。よろしくお願いいたします。

なつさんは最終回楽しくなかったんですね。
私は、みんなが幸せになって、なによりも、磐音が、あの6年前の事件から、ずっと背負い続けてきたであろう辛い悲しい運命から、ようやく解き放たれた感じがして、とても良かったと思い、見終わった後、心地よい感動に包まれて、幸せな気持ちになりました。

それと今シリーズでは、ほとんど描かれることのなかった、磐音がずっと、心の内に秘めて誰にも語らず、思い悩んでいたであろう、6年前の事件で非業の死を遂げた友達に対する思い、”自分だけ幸せになっていいのだろうか?”という罪悪感を、ようやく最終回で、ちゃんと描いてくれたことに、安堵しました。

今まで奈緒に対する罪悪感は、とても感じられたんですが、非業の死を遂げた友達に対しても、こんなに罪悪感に苛まれていたのか・・・、ということを改めて最終回で気づかせてくれて、磐音の友達に対する思いに、とても胸が痛みました。

今回、磐音は、その友達のお墓参りをし、そこで出会った琴平、奈緒の母お鶴に、琴平、奈緒のことを謝ることができて、お鶴から救いの言葉を掛けてもらい、父からも救いの言葉を掛けてもらい、そして、磐音がずっと罪悪感を感じていた非業の死を遂げた友達から、励ましの言葉を掛けてもらって、ようやく、あの事件で背負い込んでしまった辛い運命から解き放たれることができたので、ほんとに良かったと思いました。

全文書き込むことができなかったので、あともう何回か書き込みさせてください(^^;)。

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Aki_1031  2009, 08. 12 (Wed) 00:53

No title

プチかげ(の方が遥かに)良かったですよねー。
最終回(←勿論、本編ではなくプチかげ)には
ちょっとホロリときました…。
>いつか必ず・・・・つっこみのできない上質の時代劇に会えますように・・・・
あは。すみません~爆笑しちゃいました。
激しく同意です!できることならツッコミなど入れずに
全面的に感情移入して観たいものですよねぇ…。
どこでどう間違ってしまったのでしょうか>シーズン3。
少なくともオトコマエ!2はもっと軽くアッサリと観られそうで
今から楽しみです☆

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カタリーナ  2009, 08. 10 (Mon) 22:28

原作を

読んでいない私でも、最終回を見て「笑顔」とはなれませんでした。
すべてがあっさり片付いてしまった……しかも大団円。
私の場合、パート3に至って、かえって人物に感情移入できなくなったところがあります。
役者さんはそれぞれ好演されていたと思いますので、やはり脚本構成のせいでしょうか。
磐音くんとおこんちゃんを心から祝福できないのは、
一視聴者として、奈緒さまのことを消化しきれていないからのように思います。
磐音くんとおこんちゃんに、「いつも詫びていてほしい」というなつさんのお気持ちに、私もうなづきました。
このドラマの原点である3人の幼馴染と奈緒さまという、
いつまでも過去を引きずっていてはいけないけれど、
決して忘れてはならない「痛み」がパート3には欠けていたのかもしれませんね。

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なつ  2009, 08. 10 (Mon) 07:55

リューザキ弾正さん

崎本大海くんは風林火山でも拝見しました。
もっと出てくるのかと期待しておりましたが・・・
(今回も贅沢な使い方でしたね)
最近はヘキサゴンで別の顔を見せtているみたいです。
現代劇ではお顔が端整すぎる気がしました。
時代劇のほうが凛々しくよいかと。

プチかげは成長した川村くんへのご褒美でしょうか?




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なつ  2009, 08. 10 (Mon) 07:43

悠悠さん

コメントありがとうございます。

最終回を見た感想…なつさんと全く同じものでした。>

そうでしたかvありがとうございます。
原作を読んでいるとついついアラを探してしまいがちで・・・
演じている役者さんたちはそれぞれ真剣に取組んでらっしゃるのですが。

私も原作を読み直してしまうことが多いです。

先に自分の中のイメージを作り上げてしまっているのかもしれません(苦笑)

でも原作を変えるのではなく、「書いていないところを埋める」という姿勢で進んで欲しかったです。
原作も、山本磐音もすばらしいだけに残念でした。

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リューザキ弾正  2009, 08. 08 (Sat) 21:40

原作未読組の私も…

ドラマを見ていて、痛い思いを抱きました。

全てが空回り、全てが逆効果に思えました。
原作未読組の者にとっても…

磐音サンを見たいのに、おこんサンがやたら、ベタベタして(爆)
気っ風の良さとさっぱりが自慢の深川女は、
何処へ…?

と言うか、今回の作品、何が主題だったのでしょうか…

西の丸様のことも、出羽の一件も、
終わってみれば、
なんだったんだ??
と、不可思議…

その分、プチかげに癒されました(^_^)v

ところで、崎本大海君は大河ドラマ「風林火山」にも出演しております。

時代劇枠が他局では、
完全撤退などの逆風の中
ちゃんと若い人が成長しているのを見ると、
嬉しくなります。

長々失礼致しました(汗)

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悠々  2009, 08. 08 (Sat) 17:25

何だかスッキリしました(笑)

最終回を見た感想…なつさんと全く同じものでした。
他にも同じように感じていた人がいてくれて、何だか胸のつかえが取れたというか、スッキリしました!ヽ(^0^)ノ
ほんと、奈緒が出羽からわざわざ江戸に出てきた意味が全くない…(T^T)
原作とドラマは全く別ものと思って見てはいましたが、最後の最後でやっぱり期待を裏切ってくれない展開に呆然としてしまいました。
ドラマを見た直後に口直し(?)に原作を読んだのは私だけ?

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