ずいぶん間が空いてしまいました。なにかとでかけることが多くてゆっくりPCの前に座れませんでした。


居眠り磐音シリーズ22巻を駆け足で読んでしまったら、ぽっかり空白が・・・で佐伯泰英氏の別シリーズを読むことにしました。

「佐伯泰英!」(宝島社)の発行一覧表を見るとここ五年くらい毎月どのシリーズかのの書き下ろしが刊行されていて驚きました。居眠り磐音シリーズが出ない月はほかのシリーズを読む・・そんな日々を送ってきた方も多いのでしょう。

さすがに百冊になりお疲れのためか、休養を取られるようです。

今回は鎌倉河岸捕物控シリーズ(現在11巻まで)と古着屋総兵衛影始末シリーズ(全11巻第一部終了)の第1巻に挑戦しました。
その後2巻目を借りたのは鎌倉河岸捕物控のほうでした。

鎌倉河岸捕物控シリーズは作者も「ほわん」した調子でいけると言われてますが、磐音シリーズに似た感じです。
でも主人公はひとりではなく、金座裏というところに住む江戸で一番古い十手持ち九代目宗五郎とその手下たちの活躍を描いてます。足で聞き込みをし、一晩中見張りをする・・・・地味な作業を積み重ねて下手人を挙げていきます。

1巻の始まりは、しほという娘の父親が斬られて、その仇討ちを幼ななじみの三人の若者たちが協力して果たすというものです。磐音のように腕が立つわけでもないし、それぞれ仕事もある。それでも知恵を出しあい果たします。ここでは宗五郎も脇役でした。(突っ走る4人を見守って後始末をしてくれるんですがきっちり説教もしてます)

このシリーズは1冊を通じて誰かひとりの事件を追い、その合間にも別の事件が起こっていきます。1巻では「しほ」の出自にまつわる話を軸としながら、個性的な人たちをあちらこちらに動かして事件を解決していきます。
そこが磐音シリーズと違っていて戸惑いました。

2巻では政史、3巻は亮太、4巻彦四郎の話となりこのあたりでシリーズの方向が見えて読みやすくなりました(笑)

磐音シリーズでは佐々木道場の跡継ぎがいないことになってましたが、こちらも宗五郎親分には子どもがありません。そのあたりも物話の重要な軸になってます。


個人的には、宗五郎の上司北町定廻り同心寺坂毅一郎が好きです。
直心影流免許皆伝の腕前なのです。

現在5巻まで読んでいます。
古着屋総兵衛シリーズはどちらかといえば男性向きの作品に思えました。表は商人裏は武闘集団の活躍では、敵も容赦なく殺し味方も多く亡くなります。
そこがどうもついていけなくて次を読むかは、鎌倉河岸を読んでから考えます。


表紙の挿絵も鎌倉河岸シリーズのほうがほんわかしていていいです。


橘花の仇―鎌倉河岸捕物控 橘花の仇―鎌倉河岸捕物控
佐伯 泰英 (2001/03)
角川春樹事務所

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