上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
七月よりNHKでドラマ化(山本耕史主演)ということで読んでみる事にした一冊。
正直、はまりました。

こんなに読みやすく、わくわくする時代小説は今までありませんでした。
知らずに一冊目を手にとったのですが、現在22冊の刊行のベストセラーとのこと。
納得です。

あらすじは・・・・・
直心影流の達人坂崎磐音(いわね)は、藩内騒動がもとで親友夫婦を失い、許嫁の兄を自ら斬ることになった。そのため国許を離れて江戸で浪々の身に。
生計のために鰻屋でうなぎをさばき、用心棒を請け負ったりして江戸の人々とふれあっていく。


この巻では、磐音が江戸に出てくる理由が語られます。
許嫁「奈緒」の兄を斬った磐音(27歳)は、奈緒を残して江戸に出てきます。
心だけ添い遂げよう・・・などと決めて。

この悲しい恋はこのあとずっと磐音の痛みとしてのこり、明るく鷹揚な青年武士として描かれている磐音の唯一の翳りとなります。

このあと最新巻まで重要な位置をしめる出会いもあります。
両替商今津屋主人吉衛門、老分(ろうぶん)由蔵
大家金兵衛と長屋の人たち
鰻屋宮戸川鉄五郎、うなぎとりの幸吉(11歳)
貧乏御家人品川柳次郎、浪人竹村武左衛門

大家の娘で、今津屋の奥向き女中おこんさんは磐音に気があるようで
これからが気になります。

老中田沼意次の政策を推進する今津屋を助ける磐音
のちに大きく関わってくるのですが、ここですでに名前がでていたとは・・・

そうそう、この巻では剣の達人であるはずの磐音が丹石流天童赤司の袈裟切りを避けきれず負傷しています。
そこを医者に運び込み、治療代を立て替えたのは品川柳次郎。
剣は強くないが、磐音に負けず劣らず人柄のよい青年です。

ひそかにファンになりました。

このシリーズは、磐音が生計のためにやる仕事の話が中心です。
であった人がどんどん繋がり磐音の大きな力になっていくのが魅力です。

藤沢周平の「用心棒日月抄」と似ていると言われますが
こちらのほうが読みやすく、「人を斬る」ことも多いのになぜか暗くない。

それは主人公のおおらかさなのでしょう。
目を引くような美男子・・とは書かれていない(そうでないとも書いてない)けれど、磐音は人をひきつける魅力を有しているらしい。
食べているときは子供のように無邪気な顔をするという。


ちなみに鰻屋での手間賃は、朝の2時間で朝餉付き七十文、1400円程度です。


陽炎ノ辻―居眠り磐音 江戸双紙 陽炎ノ辻―居眠り磐音 江戸双紙
佐伯 泰英 (2002/04)
双葉社

この商品の詳細を見る
関連記事

コメント - 2

なつ  2007, 05. 25 (Fri) 08:06

コメントありがとうございます。

本当に読みやすくて、一気読みしてしまいそうになります。完結してないので、多くの人が3ヶ月に一度を楽しみにしているのでしょうね。

テレビ化されなかったのは、あまりに長すぎるからでしょうか。人がどんどんからみあってきますし・・・

ドラマではおそめちゃんと幸吉が姉弟になっているようで、登場人物を減らしているのだなって思います。

柳次郎くんの活躍見たい!と願っています。

編集 | 返信 |  

Aki_1031  2007, 05. 24 (Thu) 11:56

なつさん、こんにちは!
こちらでは初めまして。

最初から気の抜けない展開で、
私も一気にこの本の虜になってしまいました。
時代モノなのに読みやすくて、ワクワクする展開で
今までテレビ化されなかったのが不思議なくらいですよね。
私も柳次郎くん好きです!
人の良さは磐音くんと張りますよね~(笑)。

編集 | 返信 |  

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。