「いつだって好奇心~水戸黄門 知られざる熱中人生~」


水戸光圀公といえば子どもの頃に見ていた「水戸黄門」です。
実際は諸国漫遊はしていなかったというのはすでによく知られてますね。

光圀は三男なのに嫡子として水戸徳川家を継いだということでした。


長男は「頼重(よりしげ)」
徳川頼房(家康9男・末子)は長男頼重をもうけたが、兄の尾張義直、紀伊頼宣にまだ子がなかったことから、それをはばかって、頼重を公家預けてしまっていたらしい。
やがて、二人の兄にも子が生まれた後、三男水戸光圀が生まれたため、これを嫡男としたそうです。
これが「政治的事情」だったんですね。

(ちなみに光圀の姉は前田利家の孫・光高の正室)

本来長男でありながら、水戸藩主になれなかった松平頼重を家光は気にかけ、下館5万石から、生駒家のあとの東讃岐に12万石を与えられ讃岐高松藩主となります。

番組でも出てましたが、徳川光圀は兄を差し置いて藩主になったことを気にしていて、兄頼重の子を自分の養子として水戸家を継がせ、自分の子は高松藩主松平頼常としました。

「大日本史」は壮大な計画でした。
光圀が影響を受けた司馬遷の「史記」とは、年代ごとにあったことを並べた(編年体)史書ではなく、本紀(天皇一代ごとの事跡)、列伝(天皇や皇后、臣下などの伝記)、志(文化史)、表(年表)とを併せ持つ(記伝体)史書ということです。
資料蒐集だけで10年以上かかり、その後「彰考館」で編纂。
明治になっても徳川家が事業を続けたというのがすごいです。

でもこの文化事業は藩の財政を悪化させたとも言われています。

いつの時代も「文化」にお金をかけることは難しいものです。
しかしそのおかげで貴重な歴史資料が残され、守られた遺産も多かったはず。

未来への投資はその価値を「未来」でしか証明できないものですね。



※メモ

次回ヒストリアは第9回放送予定 ヨコハマ・ドリーム~よみがえる明治ロマンの港町~


第10回放送予定 親父!いい加減にしてくれよ!~大家族・信長一家の騒動と悲劇~(仮)

第11回放送予定 走れ!ダザイ~太宰治 大傑作「人間失格」誕生秘話~(仮)

第12回放送予定 崖っぷち龍馬の“脱!負け組”宣言~亀山社中、夢と苦闘の2年間~(仮)


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