傾いた本棚

03«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»05

本棚を見るとその人のことがわかるとか・・・

BANANA・FISH@シアタードラマシティ(大阪) その3 

Axle第10回「公演BANANA・FISH」

キャスト評の2回目です
李月龍(田渕法明)

今回の役は田渕くんにとってすごく難しかったようだ。
いままで黒・闇といった人物を演じることは少なかったようだ。

そのせいか本番で鼻血がだでたり・・・。緊張の連続だったのだろう。

声も抑え目だったと思う。
アッシュが太陽なら月龍は月。似ている境遇のアッシュの孤独も痛みもわかる人。
ただアッシュは英二と出会って魂の癒しを得てしまった。
だから英二を殺したくなって・・・

出てきた途端「女の子と間違われても無理はない」綺麗さだった。(原作どおり)
もっともっとできる人だと思う。
慣れないヒールで歩きながらのせりふということで感情の出し方がセーブされたみたいだ。
靴は低いものでよかったのに。
チャイナ服の衣装は似合っていたけど、あれは赤でなくて黒のほうがイメージだった。(裾に大輪に牡丹とか散らしたものなら素敵)

原作ではディノがその趣味から彼の美貌に魅かれるという設定だったので華やかなチャイナ服も意味があったけど、舞台ではチャイニーズとわかるというだけだった気がした。


ラストにシンが月龍に「あんたのことをうらんじゃいない」と言う場面。
上段と下段ではなく、向かい合ってのほうがいい。
そして、「あんたを手助けする」というようなやさしいせりふを月龍にかけてふたりで一緒に舞台を去ってほしかった。

月龍が王龍を殺して華龍を生かした(生きているともいえないが)わけはなんだろう?
もちろん王龍がTOPだからだけど、彼が一番恐かったんだろうと思う。
狂っても生きていてほしくなかった。憎しみが一番大きかった・・・
原作では母が殺されたとき、花龍に抱かれて見ていたという。つまり母親の殺害に華龍は入っていなかった。だから殺さなかったのだとおもう


アントニオ・ジェンキンス(日ノ西賢一)

早々の客演には本人もファンもびっくり。でもオープニングで加藤さんと前後で踊るシーンを見てとても嬉しかった。
実は日ノ西さんのような役にのめりこむように演じる役者さんが苦手。
でもアクサルには確実に必要な人だったと思っている。


チャールズ・ディキソン(坂口修一)

器用な役者さんだ。
ジェンキンス警部とのやりとりが楽しかった。

ナースコントはふたりの合作なのか?どんどんひとり世界に入っていく坂口さんにさすがの日ノ西さんもあ然(笑)
楽屋のケータリング(軽食・のみもの)がよくて公演中に太ったという大物(通称・アクサル太り)
柄谷・加藤さんから「この芝居で太るなんてありえない」と言われていた。

このナースコントがイベントの「罰ゲーム」(発案・吉谷)扱いだったのがショックだったとか・・「俺ら罰ゲームかいっ!」

ブランカ(横山敬)

声に惚れました。初演で吉谷さんがやったというブランカ。
アッシュが唯一かなわない相手として背丈も大人のふんいきも合っていた。
細身のスーツがすごく決まっていて、その姿での蹴りがきれいだった。(足が長い)

オープニングではしっかり踊ってらしたが、若者姿が似合ってなくて60年代っぽかった。


シン・スウ・リン(小野賢章)

せりふがとてもよく聞こえた人。さすが子役から舞台に立っているだけある。
もう少し大人なら英二をやってもらいたかったかも。(私の中のキャスト予想では彼だった。)
アッシュに手紙を届けたシンは英二にアッシュに言われてない言葉を伝えている。それが彼の優しさか。
「ボス」としての苦悩とかむずかしい場面が多かった。
吉谷さんに「もっと本気をだせ」と言われていたらしい。
彼がアクサルメンバーだったらもっとつっかかっていけたのかと思う。

公演後挨拶で一番落ち着いてしっかりとしたコメントをしていた。

ラストで建物の端から落ちかけたシンをアッシュが片手で支える。
最初は本当にぶらさがっているのかと思った(苦笑)
シンの足元が下に着いていた・・(彼の背に合わせたのか?)


ドクターマナーハイム・王龍・華龍(谷省吾)

いきなりの「黄色い人」にはびっくり。観客いじりも・・・・

王龍が戻ってきた月龍を責めるところ。
田渕くんがかわいそうに思えるくらい本当に恐かった。
あれが谷さんの演技のすごさかなと思う。

エドアルド・L・フォックス(タイソン大屋

「今回のヒロインは柄ちゃん」と思うタイソンさんはこの役のために存在する役者さんだ。
前半はディノの後ろに立つだけの静の姿だったのが後半は精力的に動く・叫ぶ・笑う・・・ボスのディノさえも撃つ狂気があふれていた。
アッシュの弱みを言葉でえぐるところ、本当に憎らしいと思った。

ショーターが狂う場面で英二に日本刀を持たせるのは、彼が日本人に興奮する嗜好だからという。(吉谷ブログ)
アッシュとの戦いもその日本刀だったのは違和感があった。
ここはやっぱり鉄パイプかナイフだろう。


マービン(斉藤隆)

銀河鉄道の夜でも芸達者だと見たが、今回もうまかった。
オープニングの「いとしのクレメンタイン」で一番声がきれいだった。

スキップ・アスラン(山田諒)

田中さんに終演後の挨拶のとき「少年やなあ」としみじみ言われていた。
17歳若い!!
特技はアクロバットということで、舞台でもバック宙を決めていた。
スキップがスキップらしく憎めなくて、殺されたときのアッシュやジェンキンズの悲しみがよく響いた。

ストリートキッズ(江口紘一)(林明寛

いろいろな場面で走り回ったり、戦ったりしていたふたり。
役者年齢もスタイルもテニミュと全然違うので大変だったのではないかと思う。
そこはひまわり出身の舞台強さで脇を固めてくれた

関連記事

カテゴリ: 映画・舞台

テーマ: 観劇

ジャンル: 学問・文化・芸術

[edit]

cm / 0   tb / 0   - page top -

« 演劇ユニットAxleのこと  |  BANANA・FISH@シアタードラマシティ(大阪) その2 »

コメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://naturalreload.blog77.fc2.com/tb.php/260-6715fab0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

FC2カウンター

プロフィール

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

リンク

ブログ内検索