傾いた本棚

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本棚を見るとその人のことがわかるとか・・・

天地人関係で二冊 

MYプチブームの戦国時代(笑)
歴史に興味のある女子を「歴女」というらしい・・・・


上杉景勝 (学研M文庫)上杉景勝 (学研M文庫)
(2008/04/08)
近衛 龍春

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軍師直江兼続 (成美文庫)軍師直江兼続 (成美文庫)
(2008/10/02)
星 亮一

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2冊とも2008年出版ということで、明らかに大河ドラマ狙いです。
「上杉景勝」のほうはもちろん主役は景勝。
直江兼続の本では、兼続の操り人形?のように書かれる景勝。

この本では幼少の頃に父を亡くした喜平次の屈折した感情なども書かれています。
謙信の甥であり、その後養子にもなる喜平次ですが、父長尾政景の事故死以後半人質状態。
上田長尾家の優秀な家臣も、潤沢な作物・鉱物もすべて謙信のものになってしまいます。
長尾家再興のためにひたすら御屋形さまの顔色をみる喜平次の姿に泣けます。

だから笑わなくなった・・・・

御屋形さまの教えを受けるときは与六と一緒で。
どちらのために教えてくれているのかわからないと落ち込んだりします。

謙信の死にあたり遺言を聞き取ったとするのはやはり直江夫人でした。
この本では亡くなるまえから(昏睡状態のとき)母仙桃院が春日山を取るように進言しています。
仙桃院は謙信の姉ではなく、長尾政景の妻として動いています。

直江信綱の不慮の死によって直江家の婿になる兼続。
この中の信綱は配下に有能な忍衆を持つ景勝の片腕です。
この忍衆を失うことを恐れたことと、御館の乱のあと優遇された兼続に対する非難を抑えるためにこの養子縁組を進めたとしています。

信綱とお船の間にはすでに子どもがいたことになっています。(このとき出家・高野山に入山した)



そのあと、西の織田を迎えながら、国内で新発田との戦いも続けていくんですね。
新発田との戦いは、秀吉の時代になっても決着がつかず、そのため上洛しても越後が気になる状態となります。

景勝は、信綱の死も新発田など国内の反旗も、御館の乱で自分が『不義の戦い』をしたからだと思います。
だからこそ、「不義の戦いは一度でよい」と関ヶ原のとき家康を背後から追撃することができなかった・・


景勝は自分が信玄の後継ぎなら追っていくのだろうと思う。

御館の乱、関ヶ原、大坂の陣・・家名存続に大きな決断をせまられるとき景勝は兼続と意見を戦わせています。
優秀で行き届いた配慮のできる兼続であっても家臣は家臣、最後に判断は景勝でした。

この本の景勝は大河ドラマで「表情を押さえた」演技を見せる北村一輝さんでした。
(こっちを原作にすれば・笑)


「軍師直江景勝」は幕末維新の著作が多い星亮一さん。
米沢紀行などもあり読みやすい入門書です。
文禄・慶長の役での虐殺行為とか書いているのが星さんらしい・・・


菊姫と景勝の間には子ができませんでした。(晩年側室との間には生まれた)
できていたら謙信と信玄の血を継いだ戦国最強の男子が生まれていたかもしれません。
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カテゴリ: 時代小説

テーマ: 読んだ本。

ジャンル: 本・雑誌

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