30DELUX 「ファミリア」@そごう劇場 part2
2008/11/04(Tue)
昨日千秋楽を迎えた「ファミリア」
カーテンコールで全員が並んで一言ずつあいさつがありました。
一緒に完走したという満足感というか、とても仲がよさげでした。
こういうシーンをみるとみんなで何かを作るって素敵だなあと思います。
30DELUXは4人のメンバー(いつも全員は揃わないが)以外は芝居ごとのゲストとなるので、そのときだけの「ご縁」で集まった人たちです。
役者さんたちも挨拶から始めてきたはずなので、一体感を得るまで大変だったと思います。

お疲れ様でした

このあと違う舞台構成とキャストを二人替えて東京・名古屋公演があります。

で、感想の残りを少し・・・・(辛口です)
下月景・下月世(ON/OFF坂本直弥・和弥)
劇中で歌を歌ってくれら彼ら。ラジオでお声は聴いたことがありましたが、こういうビジュアルとは知りませんでした。実際も踊ったりして歌われるのでしょうか?
白いキラキラの衣装(蜜をかけすぎたかき氷と言われてました・笑)に負けてない可愛さでした。
双子さんですが、違うお顔に見えましたね。
芝居の役のキャラと挨拶のときのキャラが同じだったのにすこしびっくり。
HPとかの写真ではもっとクールなイメージだったので。

お二人の出る、バラエティ番組のシーン歌番組とか無理にいれたような感じがしました。
せっかくせりふも覚えて出てくれたのに申し訳ないですが、歌は歌として流すだけでよかったような気がしました。


南茂英雄(植原卓也)

遠めに観たときKAT-TUNの赤西くんに似ていると思いました。(中村くんが城田優に見えたり・めがねを変えなくては)
出演者では一番若くて(20歳)、動きがしなやかでした。

野茂英雄に似ている名前を持つ彼は、道場で唯一マサキを慕う役。
道場をやめてもこっそりマサキさんの稽古を見に行ったり(ストーカー・笑)
マサキも「ふがいないとこみせて悪かった」と謝ってました。


目黒真直(森大)

すごく芸達者の方です。何をやってもおもしろいv
こういう方がいないと男前が男前に見えないし、重いだけの話になってしまいます。

目黒くんが道場をやめた御之寺さんに誘われなかったのはなぜでしょうか?
すごくラブコールしてたのに(笑)「息が生臭い」(南茂くん談)から?
新聞に水をそそぐ手品。アッパレでした。

市井彩(押田美和)

可愛くて身軽です。体も柔らかい!女武芸者として出てきたときは銀魂の神楽ちゃんみたいでかっこよかった。(ストリートファイターのイメージなのかな?)

目黒くんへいきなり「愛の告白」もオトコマエv

中野仁司(磐田栄慶)

側転やトンボ返しをさらりとやっていてすごいと思います。押田さんと共に殺陣が抜群にうまいです。
清水さんも彼らとやるときは力いっぱいという感じがしました。

危機になると突然性格が変わってビシバシ指示。変わりようがすごかったです。

司会者ほか五役(山岸拓生)

司会者・振る付け師・茜の友人・謎の超能力者・審判の五変化の大活躍。
実は久我の愛妻もやってます。どの役もそのように見えるから不思議v
審判のときの「強者どもやでてこいやあ」という開会のせりふが渋い声でした。


御之寺拓道(加藤巨樹)

アクサル以外の舞台で加藤さんをみるのはニカ18以来です。
前回の30DELUX「シェイクス」で柄谷さんにアクサルでは観られない役をさせてくれたので期待してました。
一途で融通のきかないまっすぐな好青年。加藤さんはいままで「裏」を持つ役が多かったけれどここでは見た目通りのオトコマエを演じてました。
「しゃべると3枚目」というところは楽屋のみとして(笑)、舞台では不破流と葵のことを考える師範代を演じきってました。「PEACEMAKER]でも殺陣はしていたけれど、ここではもっと激しくキレのよい動きを要求されていたようです。
御之寺としては、マサキを倒すシーンがかっこよかった。

御之寺は本当に報われない。
マサキがふがいないから道場の師範代としてがんばり、弟子の凄磨を売り出すように努力したのにマサキからは「ここは俺の道場だ」と言われる。
葵に告白してもちゃんと応えてもらえず、そのくせ道場の後継者のためだけに「結婚する」と言われたり。
決死の覚悟で葵を助けに行ったら超能力に負けて、結局後から来た父親半兵衛が助けてしまい、
「警察を呼ぼう」としたら半兵衛が「門下生は家族」とか言って許してしまう。
皆で久我の妻を助けにいくとき御之寺だけ寂しそうにみえました。
葵も感謝してくれなかった・・・

吉糸家の家族は御之寺を利用してるだけにみえました。

凄磨はそんな御之寺についてきてくれた・・
「御之寺さんの力になろうと思っただけです。あえて、悪者になるあなたの力に」
ぼんやりしているようにみえてよくわかっている凄磨くん(笑)
決勝戦でも「御之寺さんが絶対葵さんを助けるって信じてますから」とかぞっこんでしたv

御之寺にとってマサキはライバルだった・・・だから昔みたいに「切磋琢磨」したいとか。
天下一武道会でのマサキさんの戦いぶりに「あの人はあんなもんじゃない」と言うのは昔を知っているからなのですね。
御之寺はマサキがうらやましかったのでしょうね。せっかく不破流の家に生まれて腕もあるのに逃げてしまって。師範だって最後は息子を頼りにしていて。
マサキが御之寺に謝るところは葵のナレーションであっさり終わってしまい、いきなり1年後!
結婚した二人が目黒ペアより仲良くみえないのは、ふれあいがないせいなのでしょうか。
どつきあっても抱き合うシーンとか目黒ペアにはあったのに、こちらはたえず距離があったような・・・
1年たったんだから以前より葵がぞっこんという雰囲気が欲しかったです。

「ファミリア」の絆は吉糸家の中だけの絆だったような気がしました。
そこがこの芝居の無理なところなのかと思います。

家族の絆だけなら、マサキ対御之寺もしくはマサキ対凄磨の話だけ中心にもってくればよかったと思います。歌もDVDの話もいらなかった・・・

カムラがマサキの心を映す「刀の精」ような扱いでしたが、マサキだけに見えるという設定は「シェイクス」のときもありましたね。死んだ妹に語りかけているという・・・
カムラ役の林さんがなかなか出てこなくてどこで出るのと心配してました。
もう少し最初から寄り添うようにでていてもよかったのでは・・(師範を譲られてから出てくるから仕方ないのか)

共演者の誰もを生かそうとして、話が散漫になってしまった印象です。
すべての殺陣シーンがとてもよかっただけに残念。



その他

・久我はどうして大阪弁なんだろう?ボスからの電話のところで「逃げてつかまったら東京湾の魚のエサ」というせりふがある。2日の昼だけ「大阪湾の」と言った。

・凄磨が次のお友達を呼ぶシーン。台本では「借金のある親戚」になってた。

ひとり目は「ザビエル」と言ってたのに2日の夜に「マッカーサー」と言ったら下月兄が「まっさかっ~」と叫んだのが客席にバカ受け。(言った本人が驚くほど)3日めもマッカーサーに。

・このネタは「道場の先輩が考えた」と言ってましたが考えたのは御之寺さんか?

・2日の夜のエンディングで中村くんがうっかり刀を落とした

・千秋楽には加藤さんのお母さんが見に来ていた(沢木さん暴露)

・1日夜のお楽しみはON/OFFの歌でした。舞台衣装のままだったのでびっくりした。

・2日夜のお楽しみは「知ったかぶり」。お題「食いだおれ太郎」を知らないメンバーがこれについて語る。家に置きたい・登りたい・飲み干すとか言ってたと思う・・・加藤さんは「甲子園」とか思ってたかも。最後には気づいてましたが。

・タイソン大屋さんの本名は「大屋みちよ」らしい・・・お兄さんは「みゆき」

・居合エクササイズは本当にやせそう。足腰にきそうな運動ばかり・・・

・最後に「真金さん、再戦しましょう」と向き合うマサキと凄磨。「はじめっ」と声をかける加藤さんの声が好き

・毎回葵に平手打ちされるマサキ。いい音でぶたれてます・・(痛っ)

・居合エクササイズの掛け声「バットウ」「ノウトウ」が「抜刀」と「納刀」と気づいたのは2回目
不破流の宗家「吉糸宗護」が「ヨシイとシュウゴ」に聞こえて仕方がない

・カムラはずっと楽しそうに笑っている。それは居合が楽しくて仕方のないマサキだからだろうか

・林さんはブログの写真より絶対舞台のナマのほうがかっこいい
 加藤さんより年上に見えるけれど違う・2つ下(苦笑)

・葵が誘拐された場所がどうしてすぐわかったのか?

・前説で写真を撮らせてくれた清水&タイソンさん。「ブログにアップしてほしい」とのこと
私の携帯では光ってうまく撮れなかった。(撮れてもアップできないけど)

・大晦日の掃除。千秋楽で御之寺は二枚のぞうきんで窓を四角く拭いてた。

・久我さんが1年後髪がフサフサに(笑)奇跡の発毛!

・全員で「絆」を歌う場面凛々しくて素敵だった。刀を持ってのキメがよい。

・千秋楽の最後の最後にやった「タイソン大屋&森大のコント」を出演者全員が客席からみた。
なぜか一番前に席がひとつ空いていて(もったいない)林さんが座ってキャーと言われていた。
山岸さんが「俺なら何も言わないくせに」と笑わせてた。

・このコントは劇中マサキがカムラと会うシーンのパロディ
 「俺は弱いんだよぉぉ・・・毛根が!!」と叫んだり、カムラ役の森さんが「ハゲラといいます」と出てきたり爆笑だった。
林さん曰く、「今日で最後でよかった。でないと出てきたら笑われている」と。


千秋楽、お隣のお嬢さんもひとりで来られてました。
中村誠治郎くんのファンだとか。ポケット時刻表をかばんに入れてた彼女は遠方のようです。
「遥か」を観てファンになったと言ってました。
「遥か」には「這ってでも行きたい」とけなげでした。
舞台で中村くんがでるたび、両手が口元にいって感激されていました。(最後は泣いていたかも)

純な彼女を見ていて、あれこれ注文をつけたり文句を言っている自分が恥ずかしかったです。
会えるだけで嬉しい・・・そんな気持ちで望むべきかなと思ったりしました・・・・
(ぐたぐた感想書いているけど)


そごう劇場は14階にある、とても新しい綺麗な劇場です。
そのぶん「よそゆき」というイメージがありました。
前回世界館では、終演後に清水さんとかがロビーに出ていたし、小劇場のよさがありました。
今回はドアを出るとすぐに現実という感じでしたね。
来年はIMPホールだそうで。あそこはまた広いなあ・・・





※今回なんといっても席が後ろだったことが最大の難点でした。それが感想を余計辛くしたといえます。それと加藤さんの役が報われないことに怒っていたのもありますね※
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