OSK日本歌劇団の題材が源氏物語の宇治十帖だったので、あれこれ解説書を読みました。
大和和紀の漫画「あさきゆめみし」も数巻で挫折した私です。
原作に手を出すのは遠慮しました。

源氏物語は登場人物が多くて、とても悩みます。
一夫多妻制なのできょうだいが多いし、婚姻関係が複雑です。
官位も上がっていくと呼び名が変わるし・・・・

いろいろ探しているときであったのがこの本です。

妖説 源氏物語〈1〉 (中公文庫)妖説 源氏物語〈1〉 (中公文庫)
(2005/06)
富樫 倫太郎

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この本の主役は薫中将(光源氏の次男)と匂宮(光源氏の孫)です。
源氏物語の原作とは関係なく、二人がひょんなことから関わった事件を陰陽師と共に解決する話です。
とはいえ、薫が自分の出生について悩んでいるのは同じです。
遊び好きで楽天家の匂宮と真面目で落ち込みやすい薫中将の会話が微笑ましいです。
お互い困った奴と思いながら大事な友人と思っているのです。

女性をめぐってごたごたする話の前までで終わってます(笑)
作者もあとがきでそこは書きたくなかったといいます。

原作は敷居が高いけれど、こういう伝奇ものなら楽しめるのではないでしょうか


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