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今、このシリーズを20巻まですでに読んでいます。
感想はやっと半分ですね。

シリーズのブックカバーには、その巻の名場面(主に立ち合いのようす)がイラストで書かれてます。
挿絵は蓬田やすひろさん。時代小説の挿絵画家として有名な方だそうです。
平岩弓枝さんの「西遊記」とかの表紙も書かれてます。

11巻のイラストは、タイトル「無月の橋」です。
新大橋の上猪野畑平内を倒す磐音、そしてそれを欄干に身を寄せて見つめるおこんさんです。

  

今回は磐音をめぐる三人の女性が揃って登場します。

まずは因幡鳥取藩三十二万石の重臣織田家の息女桜子様
いきなり六間湯に籠を乗りつけて登場します。
彼女からの恋文は読まずに置いたままだったので、昼食の約束がかぶってしまいます。
そこで誘ってしまうんです・・・宮戸川に。
おこんさんの誘いは事件だからって無視したのに・・・・

総鹿の子に千鳥結びの豪奢な帯という桜子様。
初デートということできっと、迷って迷って選んだのでしょうね。
この日を楽しみに過ごしてきたと考えれば、可愛いなあとおもいます。

宮戸川での会食は、中川淳庵と桂川国瑞らとなごやかに行われました。
国瑞さんは桜子様に一目ぼれ?のようで、磐音に返礼をしたいといいつつちゃっかり桜子様にお誘いをかけてます。
この時点では国瑞も、桜子様の心は磐音にあること、その磐音が想うには奈緒様ひとりだと十分承知していて「世の中うまくいかないもの」と言ってますが。

磐音が桜子様と食事したことは、深川あたりで噂になりおこんさんの心は乱れたことでしょう。
相手は鳥取藩重臣のお姫さま、見目も麗しく、お金もあり、身分的にも障害はない。
奈緒様のことは磐音の中で絶対と知っているものの、そばで世話が出来るのは自分だからと少し救われていたはずです。つい磐音に嫌味も言ってしまいます。
そのあといろいろあって磐音が今津屋に訪ねてこない・・・不安だったと思います。とうとう長屋に来てしまいます。

おそらく実家に届け物したいと理由をつけ、店のことを片付けてからのぞいたのでしょう。
夜の十時前です。

  「奉公人ですもの、そうそう自由はきかないわ」

おこんさんは、今津屋の奥向き女中で、用事で出たときくらいしか自由な時間がないのは仕方のないことでした。
たとえ磐音のことが心配でも日々の仕事をこなし、簡単に磐音を誘って二人でお昼でもというわけにはいかないのです。

  「十五夜なのにお月様も泣いているわ」

おこんの言葉は自分の心を語っているようで痛いです。

おこんさんの気持ちをわかっていながら

  (どうにもしようもなかった)

と腕の中のおこんさんを放す磐音・・・・・どうしてこの男はこうなのか・・
それほど好きならさっさと奈緒様を取り返しなさい!!
奈緒様のことは

  「思うたところでどうにもならぬ。相手は吉原の太夫どのだ。」

と勝手にあきらめているし、剣の切れほど潔くないぞ磐音・・・


その奈緒様こと白鶴太夫が髭の意休こと江戸弾左衛門と紅葉狩りにでます。
それをよく思わない大口屋八兵衛の妨害を知った磐音は影ながら警護にこれを退けます。
このときお礼に、太夫の香が残る打掛を渡されるのでした。

磐音がこれをどうしたか・・話には出てきません。
捨てることはできないでしょう・・抱いて眠ったのか・・・

あれこれ想像してしまいました。

磐音を巡る女性の話で忘れてましたが、与力笹塚孫一が斬られて危篤になります。
この治療に淳庵や国瑞が呼ばれて九死に一生を得ることになります。
犯人の探索に走る同心木下一郎太や御用聞き竹蔵の姿で、笹塚の人望が厚いことがうかがわれます。
この件で磐音は、南町奉行所とますます深く繋がってしまった気がします。
(お奉行様とも話してますし)


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コメント - 1

narkejp  2008, 12. 22 (Mon) 20:13

ようやく『無月ノ橋』です。

年末モードですが、寝る前に一章ずつ読んでいます。ツッコミどころ満載ですが、なかなかおもしろいですね。続きを読み始めると止まらなくなるので、そこは「我慢ノ子!」です(^o^)/

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