フジテレビ系で放送された、さだまさし原作『眉山』を見ました。
主演は常盤貴子さん、その母を富司純子さんでした。

あらすじ
東京で働く咲子は8年前から徳島に住む母龍子の入院を知る
末期ガンの母は余命わずかだ。
母の住む家の押入れから「献体」の同意書と数通の古い手紙を見つける。
それは咲子のいないとされていた『父』からだった。
容態が悪くなった母の病院に東京から咲子の恋人が訪れる。
(相手はどうやら離婚調停中の妻がいるらしい。)
娘をまかせられる存在を知った母は、自らの恋について話すことを決める。
なぜ徳島に来たのか、眉山にどういう思いで見つめてきたかを・・・
阿波踊りの夜、咲子は父と母を会わせることを考える。


原作は昨年、ドラマ化が決まったときに読みましたが、ほとんど忘れてました。
原作では娘の心情を中心に病院の医師との出会いが書かれてましたが、ドラマは「母の恋」をメインとしています。
龍子(たつこ)役の富司純子さんはなにを演じてもうまいですが、今回は病人ということもあって
すごく老けた(化粧のない)顔でした。
そこがリアルで、後ろからみる首筋のやつれたようすが自分の母を思いださせました。
フラガールでも炭鉱で働くすすけた母親の役でしたが、あれは作っていた感じでした。
今回は元芸者という粋な出で立ちを残しつつ、病による衰えをうまく出せていたと思います。


昭和51年に出会った母龍子と父となる医師篠崎孝次郎。
それから32年。娘の咲子は31歳くらいですね。
龍子は57,8歳ですか・・・
富司さんの実年齢に近いですね。
それにくらべて篠崎役の山本学さんはちょっと老けすぎですか・・
素敵な俳優さんなので、山本耕史さんの三十年後を演じていることは許せるのですが
どうみても出会った頃は同い年くらいだったはず。(もしくは龍子が年上)
実際の60歳台はもっと若いですから///

龍子と篠崎の出会いから結ばれるまでの物語は甘くせつないものです。
考えてみると山本耕史さんの正統なラブシーンを見るのは初めてかもしれません。
華麗なる一族の山田優さんとは相思相愛ではありませんでしたし・・・
ちょっと恥ずかしいくらい純で、それいてすぐ布団に行っちゃいます(苦笑)

お二人の演技には全然不安がなくて東京見物も阿波おどりを見るようすも
自然でした。
原作には二人のなれそめはなかったので完全創作だと思います。
30年前の徳島と現在があまり変わらない気がしましたけど
阿波踊りと祭りのにぎわいはずっと変わってないのだろうと思いました。

思い出のシーンで流れるBGMが洋楽で合わない気がしました。
阿波踊りのお囃子はいい感じだったので、途切れるのはもったいなかったです。


いいキャストのいいドラマでした。
ただ視聴率がいいとは思いません。
ハラハラしたりどきどきしたりするドラマではないです。
番組改編のときではなく、普通のときに放送してほしかったかもです。
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