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今年度大河ドラマ「篤姫」での坂本龍馬は玉木宏さん。
18年前の翔ぶが如くでは佐藤浩市さんが演じてます。
当時30歳。

薩摩の話なので出番は少ないです。
薩長同盟は坂本龍馬の仲介であることはよく知られてます。
犬猿の仲であった薩長をまずはモノ(武器・米)で「誠意」を見せ合い、次に気持ちを寄り添わすという見事な仲人ぶりです。
しかし同盟締結は龍馬にとっても命がけでした。
西郷にむかってその決意を伝えます。

 「桂は決死の覚悟で入京するじゃろ。
  もし薩摩が約束をやぶれりゃあ、桂はもはや国へは帰られんろ。その場で死ぬ。
  けんどあしゃあ桂だけには腹は切らせん。薩長同盟ならざらったら、この先国事に奔走する甲斐はない。
  その場でおまんを刺し、桂を刺し、わしも死ぬ。」


この言葉に西郷も「わかりもした」とうなづくのです。
そして薩摩藩邸で小松帯刀・大久保利通・西郷隆盛と桂小五郎は会談しますが
同盟のことはどちらも言い出しません。
あとからきた龍馬は「長州に帰る」という桂の真意を聞き、西郷たちに言います。

 「桂意地を張りおって、長州と一緒に滅ぶつもりや。
  薩摩が生き残って戦ってくれりゃあ天下のために幸いである。
  自分は幕府の大軍を迎え撃つけど滅びても悔いはない。わかりますろか?
  桂は長州の面目にこだわっちゅうけんど、決して天下のことをかんがえんちゅうわけじゃない。
  長州が・・長州がかわいそうじゃないかい・・」


この言葉に西郷が薩摩から同盟を申し入れることを決めます。
さまざまな条件は大久保が案を考えたといわれています。

「薩長同盟」・・は有名ですが、当時は極秘事項だったので正式な書面はありません。


大政奉還したあとも「新政府」を早く作るべきだと新政府案を西郷に示します。
そこに龍馬の名前がないことを問われると

 「あしゃあまっこと嫌いじゃけん・・役人が。わしは海が好きじゃけん。世界の海援隊でもしようかの」

とすでに心は世界へと向けています。

しかし11月15日京都近江屋で暗殺されてしまうのでした。

龍馬暗殺を聞いて、大久保・西郷ともに呆然とします。
大久保は言います。

 「天に意志があると思いもした。この国の混乱を収めるために天があの御仁を地上に下し、
  そん役目が終わったとき惜しげもなく天に召し返した・・・そうとしか思いもはん。
  そじゃからあの夜は都の天には星が見えもはんどした。」


桂小五郎は龍馬からの申し出のとき、京都に出向くのを渋っていました。
そのとき高杉晋作が「面子にこだわらず桂さんが行ったほうがいい」と背中を押しました。

高杉晋作もまた同じように天が地上に下したのかもしれません。


※余談の余談*

高田崇史「QED~龍馬暗殺」(2004)では黒幕は薩摩だとしています。
武力討伐派だった薩摩には龍馬に存在が邪魔になったとする説です。
実行犯は、見廻組今井信郎たちでしたが、見廻組は龍馬の居場所はわからなかった。
場所を知り、龍馬の指が不自由だった(寺田屋襲撃のときの傷)ことを知っているのは
薩摩だったから・・・・という論理です。
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