橘花の仇/鎌倉河岸捕物控
2007/06/26(Tue)
ずいぶん間が空いてしまいました。なにかとでかけることが多くてゆっくりPCの前に座れませんでした。


居眠り磐音シリーズ22巻を駆け足で読んでしまったら、ぽっかり空白が・・・で佐伯泰英氏の別シリーズを読むことにしました。

「佐伯泰英!」(宝島社)の発行一覧表を見るとここ五年くらい毎月どのシリーズかのの書き下ろしが刊行されていて驚きました。居眠り磐音シリーズが出ない月はほかのシリーズを読む・・そんな日々を送ってきた方も多いのでしょう。

さすがに百冊になりお疲れのためか、休養を取られるようです。

今回は鎌倉河岸捕物控シリーズ(現在11巻まで)と古着屋総兵衛影始末シリーズ(全11巻第一部終了)の第1巻に挑戦しました。
その後2巻目を借りたのは鎌倉河岸捕物控のほうでした。

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新撰組あれこれ
2007/06/20(Wed)
TBSドラマ「輪違屋糸里~女たちの新撰組」の配役を見ました。
(くわしくは→こちら
主役の方々より見たいなと思ったのは

  永倉新八・・・青木伸輔
  斉藤一・・・・山口馬木也

です。プロフィールを見るとなかなかのイケメンでした(笑)
浅田次郎版では、芹沢鴨を襲ったのは土方・沖田・山南・原田・藤堂となっています。
そのとき永倉と斉藤はどこにいたのか?
ここも原作ではいいところなのです。ドラマ版でどこまで描くのかわかりませんが、あれば見たいシーンです。

あと、平間重助役の温水洋一さん!芹沢坊ちゃんのお世話役ともいえる役柄・・合ってます。
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輪違屋糸里 浅田次郎
2007/06/19(Tue)
TBS系で秋にドラマ化ということで読んでみました。
新撰組です。

とはいえ、この小説の主役は女性たちと言っていいでしょう。
島原輪違屋の天神糸里と土方歳三
島原桔梗屋の天神吉栄と平間五郎
京西陣菱屋女房(妾)お梅と芹沢鴨
の三組が織り成す恋情を中心に物語は進みます。
それに新撰組の宿舎となった八木家のおまさと前川家のお勝から見た隊士たちの姿です。

男たちの身勝手な生き方に流されていく女たちですが、浅田次郎氏の書き方だと「やっぱり女は強いかも」とも思わせてくれました。

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時代劇あれこれ
2007/06/17(Sun)
浅田次郎の『輪違屋糸里』を読んで感想を書いたのですが、ミスで全部消してしまいました(涙)
また書く気もしないので、近頃のあれこれを書こうと思います。

「居眠り磐音江戸双紙」を今出ているところまで読み終えました。
22巻は磐音とおこんが博多にいますが、江戸にに残った人たちのことも書かれてます。どちらかというとそちらが魅力的で、やっぱりいつもの人たちと関わる磐音が早くみたいと思いました。

佐伯泰英!―ロングインタビュー&作品ガイド 佐伯泰英!―ロングインタビュー&作品ガイド
宝島社出版部 (2007/06)
宝島社

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鯖雲ノ城/居眠り磐音江戸双紙 21
2007/06/13(Wed)
江戸を離れて海路三十六日、坂崎磐音とおこんさんは豊後関前湾にたどりつきます。この巻は関前での二人が描かれていて、江戸はほとんどでてきません。(少し寂しいかも)
冒頭に「豊後関前藩絵図」挿入されているのが嬉しいです。

磐音の母照埜に認めてもらえるか・・・それだけがおこんさんの心配です。磐音が選んだ淡い小豆地の江戸小紋千鳥模様をきりりと着こなし、帯に照埜から贈られた大粒の瑪瑙を帯飾りを付けて臨みます。


湊には父正睦だけでなく、母照埜、妹伊代も出迎えていました。
坂崎家の意気込みが感じられますね。

私には娘しかいなくて、息子を持つ母の気持ちはわかりません。
でも、品川親子を見ていると娘より特別な思いもあるようですね。
磐音は嫡男として自慢の息子なわけですし・・・
私が母でも近くにいてもらいたい(笑)





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野分ノ灘/居眠り磐音江戸双紙 20
2007/06/13(Wed)
このシリーズもいよいよ第20弾。
双葉文庫は背表紙が白でオレンジのが付いているのが特徴ですね。
表紙のイラストもなかなか味わい深いです。
いつもその巻の名場面が描かれているのですが、今回は船の上で剣を構える男二人(磐音と刺客?)と船から海へと落ちる女!
この人はおこんさん?・・・・
なかなか大胆な構図でした。

古本屋でたまらず買ってしまった20巻。先日21巻が図書館で借りられました!
そして22巻・・・新刊で買ってしまいました。
やっぱりがまんできない・・・22巻は本屋で私の好きな品川柳次郎さんがでてくるというので出先の本屋で少し立ち読みしたら、もうだめでした。
帰りの電車でうるうるして困りました・・・その話は後日また。
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梅雨ノ蝶/居眠り磐音江戸双紙 19
2007/06/11(Mon)
この巻は佐々木道場開きまでのお話です。


第二章「不覚なり、磐音」で第1巻で怪我してから、ほとんど無傷できた磐音が斬られます。
人生の大きな選択を迫られて、あれこれ考え込んでいたためでした。
血を流しながらも、恩人であると夜鷹に銭を渡していく磐音。
あいかわらず律儀です・・・・

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夏雲あがれ 宮本昌孝
2007/06/09(Sat)
夏雲あがれ(上) 夏雲あがれ(上)
宮本 昌孝 (2005/08/19)
集英社

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NHK木曜時代劇「夏雲あがれ」が始まりました。
今まで格別時代劇に興味があったわけじゃないのですが
「居眠り磐音シリーズ」を読み始めてこれも見てみたくなりました。

全然予約のなかった原作を滑り込みで読みました(笑)

テレビと合わせて感想を書きます。
ネタバレはしないように気をつけます・・・・
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捨雛ノ川/居眠り磐音江戸双紙 18
2007/06/07(Thu)
年の瀬に二晩続けて斬りあうことになった磐音。
新年は、おこんと金兵衛宅で仲良く雑煮をいただきます。
父と磐音から味を褒められて、幸せを感じるおこんさんです。

権造親分に

  「親分さん、坂崎さんを無闇に引っ張りださないでくださいな。
   これからは私の許しがなければ駄目ですからね。」

と釘をさしたり

  「所帯を持ったら私が家計をぴしりと締めるわ。坂崎さんに任せてい二人して日干しになるもの」

と磐音に宣言したりすっかり貫禄が・・・・

老分番頭由蔵が(人間がひと回り大きくなった)思うほどです。

おこんの言葉をにこにこ受け流す磐音もすっかり余裕です。

南町奉行所同心木下一郎太も、権造親分も『三国一の花嫁花婿だ』言い切ってます(笑)
 



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寒椿ノ谷/居眠り磐音江戸双紙 17
2007/06/07(Thu)
無事白鶴太夫こと小林奈緒は、奥州の紅花商人に落籍されて行きました。振り向かず奈緒さまに背を向けたまま去ります。

もし刺客が江戸で襲わなければ、奥州まででも付き添うと決めていた磐音でした。

それでは次は磐音とおこんの祝言か・・・とおもいきや
まずは今津屋吉右衛門とお佐紀の祝言でした。

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蛍火ノ宿/居眠り磐音江戸双紙 16
2007/06/06(Wed)
前巻でおこんと磐音は将来誓う仲となりました。
しかし、磐音の中の「小林奈緒」はどうなったのかと思いませんでしたか?

この巻では、奈緒様こと白鶴太夫に落籍話が出ます。

絵師北尾重政がその独特の情報網から、奥州の紅花商人前田屋蔵之助が
「言値で身請けしたい」と知らせてくるのです。
北尾は言います

  「もはや白鶴太夫がどなたと一緒になられてもよいのですね」

と。それに対し、「それがしは陰から見守ると決めた者です」と答える磐音。


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驟雨ノ町/居眠り磐音江戸双紙 15
2007/06/06(Wed)
驟雨(しゅうう)・・というのは
『急にどっと降りだして、しばらくするとやんでしまう雨。にわか雨。夕立』
のことで、夏の季語だそうです。
意外にもおこんさんは、雷が苦手で顔色も変えてしまうほどです。
そばにいた磐音がそっと手をとってあげます。
だんだん積極的になってきた磐音です(笑)


この巻は、おこんさんと磐音がいよいよ気持ちを固め、まわりもそれを望んでいたことを確認する喜ばしい話となっています。

13巻で江戸の出てくる父正睦を迎えにいくのに

 「おこんさん、どうしても聞いてもらいたき願いがござる」
 「なによ改まって」
 「佃島行き、おこんさんにも同道してもらいたい。」

と告げた磐音。これが実質プロポーズだったのでしょうか・・・
仕立ておろしの黒茶羽織に袴、袷に身を包んだ磐音とかたわらに立つ子桜模様の江戸小紋をさらりと着こなしたおこんさん。
きっと父上も見た瞬間似合いと納得された思います。



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新撰組異聞PEACEMAKER
2007/06/03(Sun)
新撰組異聞PEACE MAKER (3) 新撰組異聞PEACE MAKER (3)
黒乃 奈々絵 (2005/09/10)
マッグガーデン

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今日は最近読んだ漫画です。
七月にこの原作を舞台化したものを見に行くので読んでみました。

あらすじ
元治元年(1864年)市村鉄之助は新撰組沖田総司の口利きで、土方歳三の小姓として屯所に住み込む。鉄之助は両親が殺されるところを見たときから成長が止まったままの十五歳。仇を討ちたくて剣術の稽古をするが土方は刀を持たせようとしない。
土方が命じて古道具屋枡屋を探らせていた山崎ススムの姉が殺される。
枡屋に乗り込んだ隊士は枡屋喜右衛門こと古高俊太郎を捕らえ、吉田稔麿の計画を知る。
池田屋に集まる浪士に斬り込みをかけたのは沖田ら5名。
吉田と戦う沖田は苦戦、途中喀血してしまう。危機を救ったのは刀と隊士の羽織を許された鉄之助だった。


全5巻(第一部池田屋事件まで)です。ちなみのここに載せている3巻の表紙は土方歳三です。
私の思う「近藤」であり「土方」「沖田」の像に近い描き方でした。
どっしり構えている近藤勇、クールで鬼の土方歳三、子どもが好きででもキレルと一番怖い沖田総司。
ここの総司くんはトシゾーという豚を飼ってます(笑)
土方とは特別信頼関係があるようで、土方を誘って菓子屋に行き
鬼の副長にあれもこれもとねだって買ってもらってます。


でもそのあとぽつりと聞くんです。

  「どうして鉄くんに刀を握らせないんです。どうして選ばせてあげないんです」
  「アホかたかが十五のガキに・・・」
  「九つでした。・・私は九つでした。つまりそういうことですか私の二の舞は御免ですか・・・」

沖田総司は9歳で道場に預けられたのですね。
鉄之助に

  「どうして殺したんだ。長人だって人の子じゃろ」

と言われ

  「私は人の子じゃありませんから・・私は鬼の子ですから」

という総司。生きるか死ぬかの剣の世界に子どものころから生きてきた彼ならではの言葉でした。
密偵山崎の苦悩とか、山南の孤独等をからめて隅々まで読むと重い話もありますが、鉄之助の成長と明るさが救いです。



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夏燕ノ道/居眠り磐音江戸双紙 14
2007/06/03(Sun)
この巻は将軍家治の日光社参とその嫡子大納言家基の極秘旅が中心です。
磐音は、勘定奉行太田家内用人として役人と商人の仲をとりもちながら、
家基の護衛も務めます。

時代小説は実際の歴史を踏まえながら書かれています。
架空の人物を実在の人と絡めて描くことで話もおもしろくなりますし
歴史的興味もわくというものです。

たとえば「本能寺の変をおこした黒幕がいる」という話もおもしろいでしょう。
映画「大帝の剣(夢枕獏原作」には、豊臣秀頼の遺児が出てきます。
三種の宝物が揃えば天下が動かせると話です。

でも「実在」であるがゆえに動かせないこともあります。
いくら豊臣の子孫が素晴らしくとも、徳川家が300年続いたことは変えられないからです。

坂崎磐音は剣の道に生き、剣で人を救い守りますが、やがて「剣」が役に立たなくなる時代がくることも私は知っています。

まあそこまで深く考えずとも今この小説を楽しめばよいのですね。

このシリーズがどこで終わるかわかりませんが、気持ちよく最後を迎えてほしいなあと勝手に思ってます。誰かに「ヤヤ子ができた」とか希望があるような・・
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残花ノ庭/居眠り磐音江戸双紙 13
2007/06/02(Sat)
このシリーズの大きな気がかり・・それは坂崎磐音と奈緒様(白鶴太夫)の行く末です。
前巻で今津屋おこんさん、鳥取藩重臣の息女桜子姫も加わって
磐音の気持ちは揺れ始めているようでした。

金兵衛さんは娘が、「お武家さん」である磐音に思いを寄せているとは
露とも考えていません。酒問屋伏見屋の跡取との見合いを考えています。
湯屋で聞かされた磐音は「致し方ないことだ」と考えます。


おまけにその湯屋から戻ると長屋に桜子姫が待っていて
桂川さんからの誘いを受けてよいのかと問われます。
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探梅ノ家/居眠り磐音江戸双紙 12
2007/06/01(Fri)
このシリーズは江戸で浪人暮らしの坂崎磐音がかかわる人を虜にしていくのが気持ちいいです。
なにげない長屋の住人との会話、湯屋での噂話、そういうものが挟まることで磐音の人柄も浮かび上がってくるし、斬り合ってばかりでおわらないところが魅力です。
それと、このシリーズ磐音が純愛に生きているせいなのか、男女のからみの描写がほとんどありません。
吉原もたびたび出てきますが、白鶴太夫すら今も真っ白のままのような錯覚におちいります。読者もまだ白鶴太夫自身が発する言葉すら聞いていなくて、天女かなにかのようです。
そういうことで磐音と奈緒さまの距離を感じさせてくれているのかもしれません。

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無月ノ橋/居眠り磐音江戸双紙 11
2007/06/01(Fri)
今、このシリーズを20巻まですでに読んでいます。
感想はやっと半分ですね。

シリーズのブックカバーには、その巻の名場面(主に立ち合いのようす)がイラストで書かれてます。
挿絵は蓬田やすひろさん。時代小説の挿絵画家として有名な方だそうです。
平岩弓枝さんの「西遊記」とかの表紙も書かれてます。

11巻のイラストは、タイトル「無月の橋」です。
新大橋の上猪野畑平内を倒す磐音、そしてそれを欄干に身を寄せて見つめるおこんさんです。

  

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